Fare un brutto sogno

大切なのはバランス
無理をしたときの揺り戻しが一番怖い

過去からの日記

2004年11月10日 20時43分29秒 | 1.心の叫び
TVドラマ「過去からの日記」を見たことがありますか?

何気なく見ていたので、ビデオも何も録っていません。
とても感動した。
また見たいと思った。
本当にビデオに録っておけばよかったなぁと後悔した。
ドラマの原作を探したが、あの物語はオリジナルだったんだね。
もう一度、本でもいいから読みたかった。
誰かがあらすじをWEBに残していないかと探したけど、どれも最初だけだったり、リンク先が消えていて辿り着かなかった。
警告でも受けたのかな?

悲しいね。

私も、記憶が段々薄くなって行く。
なんか、このままでは勿体無い。
今、かなりあやふやになった記憶を残しておこうと思う。
再放送があるまで、なんか、忘れたくないんだよね。

【注意】
あやふやとはいえ、結末まで書いてみました(笑)。
結末を知りたくない方、再放送を期待する方は
☆☆印までスクロールして下さい。飛ばしちゃって下さい(爆)。


『過去からの日記』

小説家の山岡(西島秀俊)は、毎日目的の無い生活をしていた。
実は彼は3年前、デビュー作で文学賞を受賞し、将来を嘱望された新進の小説家だった。
しかし、その後が続かなかった。
そして3年後、うだつのあがらないアルバイト生活を送っていた。

ある日、古本屋の店先で、紐で束ねられた自分の本を見つけた。
やりきれなさにそれを購入し自室へ持ち帰ると、その束の中に、書きかけの日記帳を見つけた。
日記帳は少女のもののようで、三年前の日付で終わっていた。
「今日も何もいいことがなかった」と毎日のように書かれていた。
僕もだ。
共感し、ふとしたいたずら心から日記の続きを書き込む山岡、すると、不思議なことにその続きが書き込まれる。
「私の日記にいたずらするのは誰?」
そして、奇妙な交換日記が始まった。

その不思議な交換日記を続けるうちに、交換日記の相手が、ゆりえという10代の少女であること、難病におかされ余命幾ばくも無いこと、その少女の生きる時代が、山岡が小説を書いた3年前であること、そして、お互いに孤独と絶望を抱えて生きていることが分かって来る。
山岡は難病におかされた少女を励ます。
少女も小説を書けない山岡を励ます。
そして、交換日記を間にした奇妙な関係と支え合う意識が芽生え、共鳴して行く。

しかし、少女の難病は日に日に重くなり、日記も絶え絶えになる。
山岡は、少女を励ましながら、3年後の少女を探し始める。
少女の消息を尋ねるあいだも、交換日記での心温まる励ましが続く。
そして病院を探し当て
真実を聞く・・・。

3年後の病院へ少女を探しに行ったと記す山岡。
3年後、自分が生きているのかを尋ねる少女。
山岡は、日記で少女に告げた。
「3年後の君は元気だった」と。

しかし、本当は、少女は3年前に病院を去っていた。

日当たりの良い病院の庭
大きな木の下のベンチに座る少女と3年後の山岡。
同じベンチと
同じ日記帳と
同じ空間を共有する。

嘘をつく山岡の目から涙がこぼれ、日記に落ちる。
記した文字が涙で滲む。
3年の時を隔てて、同じ日記を読む少女。
次第に滲んで行く文字から、
山岡が自分の為に真実を隠していることに気付く。
しかし、山岡の心の温かさを知る。

まるで、同じ時間に、そこに二人座っているように。
お互いの気配を感じる。
それは奇跡の始まりだった。

その後、山岡は、「過去からの日記」を小説として発表し、脚光を浴び、また小説家として生きることを決意する。
そして再び、小説家としての輝きを取り戻して行く。
出版社は「過去からの日記」の続編を求めたが、山岡はそれを断わる。
もう二度と、この続きは書けないんだと遠くを見つめる。

ぽっかりとあいた空虚な心を癒すため、山岡は3年前に少女が入院していた病院へ向かう。
そして、白いベンチに腰掛けると、二度と続きが書かれることのない交換日記を開く。

しかし奇跡は
やはり起こっていた。

ゆっくりとベンチに
山岡のもとに歩み寄る人影。

それは紛れも無く
「今」を生きる少女・ゆりえの姿だった。

☆☆☆☆☆


こんな感じだったかな。
詳細な部分は、いつの間にか私自身の思い込みで変化しているようで、心もとない(爆)。
本当に記憶があいまいな部分と
今でもハッキリと脳裏に焼きついている場面がある。
多分、物凄く真剣に見ていた場面だったのだろう。
そういえばいつの間にか、居間のフローリングの上で、正座をしてTVを見ていたんだった。
テレビの真正面で姿勢を正して、正座でね。

そうは言ってもやっぱりね。
返す返すも、ビデオに録っておくべきだったと思う。

再放送、見たいよ。
早くやっておくれよ、CX。


コメント
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