忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「嘘の作り方」

2008年06月23日 | 過去記事
■2008/06/21 (土) ガチコメ的「嘘の作り方」1

テレビとは違い、「言葉」というもので商売しているはずの新聞ながら、いくつか「言葉」が不自由な新聞もあるということは周知であるが、これまた、不自由どころではないサイレント魔女・リティの「魔法の言葉」であるな。ふーびっくりした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000003-jct-sci
<毎日新聞英語版サイト 「変態ニュース」を世界発信>

テレビというモノは「放送法」という規制があり、限られた公共の電波を使用することから、遵守されているかどうかは別として、実は様々な制約もあるらしい。そのテレビと少しニュアンスが違うのが「紙媒体」を主体とする新聞紙である。

あっさり言ってしまえば「特定のイデオロギー」に染まっても仕方がないわけだ。その正体は「機関紙」でありながら「新聞」と名乗ることは勝手である。つまり、「学級新聞」とか「パチンコ新聞」と同レベルであるのだ。私も社内新聞の編集長と看板コラムニストを兼任しておる(笑)。それに、ここも周知であるが、所詮は「広告媒体」であり、商売でやっているということを忘れないようにしたい。言葉の力を信じている新聞社も、本当に信じているのは金の力であることはいうまでもなく、馬鹿にして遊ぶことはともかく、それを真顔で非難するほどつまらないこともないのだ。

相手はわかってやってるわけだからな(笑)。少々のクレームならば「話題性」としか捉えておらんだろう。あいつら、その紙が売れたらなんでもいいのだ。

そう思ってから、コレを読んでみようか・・・

毎日新聞の英語版らしい。こんなものを7年間も「世界に発信し続けていた」というから、この新聞も信じているであろう「金の力」がどこから作用しているのか興味ある。

<「ファーストフードで女子高生が性的狂乱状態」「防衛省の『ロリータ』漫画キャラクターで内実が明らかに」――なんと毎日新聞の英語版サイトでこんな驚くべき記事が配信されていた。中には「六本木のレストランで豚を獣姦し、その後食べた」という、目も当てられなくなるような「変態ニュース」もある。これらの記事は国内だけでなく、海外のネット上でも話題になっていた。>

気付いた人もいるだろう。

そう。

明らかに外人向け

である。どこの外人に向いているのかもすぐわかる(笑)。

「2」へ

■2008/06/21 (土) ガチコメ的「嘘の作り方」2

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「悪口」というものにはセンスがいる。知能がいる。相手の心理状態や性質などを見抜き、どの角度からどの程度の強さでダメージを与えれば、どれくらいの効果があって、どういうリアクションをとるのかまで理解してからのほうが面白い。ただ、延髄で折り返してそのまま口から出たような、思いつくままの罵詈雑言はくだらないものだ。

そういえば、私も悪餓鬼時代にこんなことを言われたことがあった。

「久代千代太郎は犬を蹴り殺して遊んでいる。酷いやつだ。」

おそらくは、私の「残虐性」や「異常性」を際立たせるがタメ、誰かが思いつきで流した『嘘』であろう。とある女生徒から直接に問われて驚いたことも記憶している。しかしながら、そのイメージダウン作戦は失敗に終わった。

なぜか?いうまでもなく、私が「大の犬好き」であることのほうが定着していたからであろう。私をよく知る者、私と行動を共にすることが多い者はコレを一笑に付した。そんなわけがないと。ならば「隣町のチンピラを殺して埋めた」のほうが信憑性は高いと笑った。ロクに私を知らないで流した嘘だったわけだ。

ただ、怖いのは「私を知らない人」は信じてしまう可能性も否定できないということだ。私の周りでは笑って済む話でも、もしかすると隣町で「不審な犬の死体」でも出れば、誰かが「そういえば・・・」と警察に言うかもしれない。無論、ちょっと調べてもらえば無実は晴れるだろうが、それをまた、中途半端にかじっただけの者がいれば、単純に「ああ、そうなんだ・・」と思った者、もしくは、以前に私から被害を受けたチンピラならば、悪意に満ちて「やったに決まっている!」とか、あまつさえ「俺は見た!」と言い出す阿呆も出てくることだろう。なれば、

「久代千代太郎という奴は、通りすがりに犬を蹴り殺すキチガイである。しかもそのあと、美味しく頂くこともあるらしい。」

などという「トンデモナイ」話が尾ひれ背びれを伴い、実しやかに囁かれるわけだ。私の子や孫は「そんなことないやい!」といいながら、私が愛犬達と仲睦まじく写りこんでいる写真などを証拠として裁判を起こすかもしれない(笑)。

「3」へ

■2008/06/21 (土) ガチコメ的「嘘の作り方」3

まあ、それが「国レベル」で行われ続けているだけの話であるな。

<「コックと野獣、ふしだらさとそれを愛する者」と題された記事では、東京・六本木に富裕層向けのレストランが登場したことを紹介。Mなる人物が「実話ナックルズ」という雑誌に語ったというその内容を参考にしているようなのだが、このレストランで、弁護士がメスの豚を獣姦し、のちにそれと同じメス豚が料理としてその後出てきた、という、おぞましい内容になっている。>

ww

<「サイゾーによれば、パールハーバーと南京大虐殺の後継である政府省庁が、テディベアを持ってメイド服を着たかわいらしい漫画の少女キャラクターに日本の防衛策を説明させるようになった。最近では、キワどい幼児性愛漫画のキャラクターを使って政策をアピールする政府機関が増えているが、そのなかでも防衛省の少女キャラクターはオタクを引きつけている、と同誌は言っている」>

確認しておく。これは日本以外の世界のどこかで、先ほどの私の事例で言うところの「隣町」で飛び交う流言飛語ではない。日本国内の新聞社であり、その購読者は日本人である。

「4」へ

■2008/06/21 (土) ガチコメ的「嘘の作り方」4

その「イデオロギー色」が許される広告媒体である新聞とはいえ、犯してはならない部分は当然ながらあるのだが、それはもちろん「名誉毀損」ということであろう。しかも、その内容が「虚偽」であればもう、話にならないほどの悪質さといえる。

しかし、この下劣な記事の被害者はいないということから、親告罪である名誉毀損は成り立たないと高を括っている可能性はある。甘く見ていることはいうまでもない。

しかし、これは逆から言えば、日本人ならば誰でも親告できる類の話ではないか?

このような不名誉を7年も続けた「反日根性」に不気味さを禁じえないところではあるが、先ほども言った通り、新聞紙というものが機関紙であることが許され、更にそれは広告媒体であるというならば、その新聞に広告を依頼している企業も「それを支持している」という判断を下して大過ない。そのことを企業に確認することからはじめてみたい。

「我が企業は毎日新聞のスポンサーシップである!」

と名を連ねている外食企業などに確認してみるのも面白い。「豚を犯して喰う弁護士」を紹介してくれと電話でもしてみよう。テディベアにも確認だ。防衛省にも連絡だ。

コレも面白いぞ。

「5」へ

■2008/06/21 (土) ガチコメ的「嘘の作り方」5

<また「ファーストフードで女子高生が性的狂乱状態」という記事では、ファーストフードを食べると神経の中枢のコントロールできなくなりセックス依存症になるなどという説を紹介し、日本の女子高生の性の乱れを指摘。「お母さんたちは墜ちていく、成績を上げるために!」では、息子の成績を上げるために息子と性的な関係を勉強前に持つ母親のエピソードが紹介されている。これらのすべてが外国人記者の署名入りで書かれていた。約5年近くこうした「変態ニュース」を世界に発信し続け、これが海外のブログなどにも転載されており、まさに「変態な日本人」を世界にアピールすることになってしまった。>

さ、天下の毎日新聞の記事を読んで「心配になったお母さん」は、某有名ファーストフードの店に電話して聞こう。本当だったらえらいことだ(笑)。

で、クレームきまくりの毎日の対応。

<「ご指摘の英文記事は過去に配信しておりました。ご批判は謙虚に受け止め、削除する措置を取りました」>

もう、これでお仕舞いである。

阿呆記事とはいえ、日本国における全国紙が世界に向けて発信した「日本国の品位をぶち壊す」内容であるにもかかわらず、消せばいいでしょ?とばかりのこの対応である。

もう、本格的に考えて「潰さねばならん」ときだと思うがいかがだろうか?

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ところで、私はこの下劣で幼稚で悪質な雑言から、少し前に出版された「嫌日流」という阿呆本というかネタ本を思い出した。(持ってるww)ついでだから書いておく。

帯はこうだ。

<ハワイも自分のものだと言ってみろ!そしたら独島は返してあげよう!><日本がなぜ独島をしつこく欲しがるのか知っていますか?日本には百万回主張したら嘘も真実になるということわざがあるからです。>

中身もすごいぞ?

「6」へ

■2008/06/21 (土) ガチコメ的「嘘の作り方」6

日本のテレビを紹介している「セックスアニマル」というタイトルのところでは、日本ではクイズ番組も料理番組も、女性は服を脱ぎ、胸を触られるそうだ。料理番組では必殺の「裸にエプロン」はお約束であるという。お笑い番組では、男性の芸人(?)がてぃんこにロープを巻かれて和服の女性に引っ張られて、先に叫んだら負けというゲームをしているらしい。

で、それを聞かされた韓国人の主人公達は嫌悪し、呆れ果てる。そして、「日本通」の男性が「信じられないだろうけど、コレが日本の文化であり、性道徳なんだよ!」とつなげるわけだな。まったく、片腹痛いところだが、コレは2006年に韓国でも日本でも販売されているのである。どこでだれがどのように読んでいるか思うに、少しだけ心配になる(笑)。あの政党の議員事務所にはおいてありそうだがww

買って読むまでもないので、もう少しだけ紹介しておこう。

先ず「ふんどし」を誇張する。なんでこんな下着を身に着けるのかと訝ってみせる。そして小さい女の子や女学生までが「ふんどし」をつけている絵が出てくる。極めつけは、「ふんどし」だけになった日本人が、なにやら「焚き火」のようなものの周りをクルクルと回っている絵がどんっと出てくる。キャンプションはこうだ。

「他国の祭りについて文句は言いたくないが、ここはアフリカか?」

と上から目線で呆れてみせる。

その上、銭湯は混浴だし、若者はセックスパーティばっかり。赤信号も守らないし、親も上司も敬わないし、もう、ムチャクチャである。で、最後は、日本はもう崩壊していると〆る。そして、韓国人は背も高く美人が世界で一番多い国、頭が世界で一番良くて、伝統と歴史ある単一民族で、世界で一番働き者で、もう、ともかくマンセーであるとどこかにいいくwwいってらっしゃい。

まあ、つまり、一言で返すならこうだな。

そんな事実はない。

だが、コレが大事なんだと思う。コレをせねばならないところまできていると思う。

「7」へ

■2008/06/21 (土) ガチコメ的「嘘の作り方」7

朝鮮人が日本を馬鹿にしているだけならどうでもいい。それこそ、恥ずかしいのは誰なのか、説明する時間と労力がMOTTAINAI。

問題は日本人の中から、こんな出鱈目すぎる阿呆話を「本当です」という変態がいることである。既に「大切な何か」を捨て去ったキチガイが大量に紛れ込んでいることである。

先ほどの、私の「犬殺し」の話を思い出してほしい。何人かは笑って「そんなことないよ」という。しかし、もうあと何人かが「明確な悪意」を持って「組織的」に決め付けていたらどうか?それでも私を信じる人はいてくれても、必ず「疑う人」「信じ込む人」は出てくる。それも「見た!」という「証言」も用意されよう。「殺されたのは自分の犬だった!」とたれる阿呆も出よう。「殺された犬は全部で30万匹もいた!!」となろう。

そして、「そんはずはない!」という人達には「ならば、やっていないという、犬を蹴り殺していないという証拠を出せ!」と悪魔の証明をさせようとするわけだ。

私が大人ぶって「もういいよ、犬くらいどうでもいいよ・・」と疲れ果てたが最後、もう、ならば、次はコレだ、やはりアレだと次々と濡れ衣を着せられ、最後は本当に刑務所に放り込まれるかもしれん。なれば、さっきまで私を庇っていてくれた何人かも諦めてしまうかもしれない。

これって結構、大事なことだと思う。降りかかる火の粉は「ちゃんと」払わねばならんのだという今日この頃・・・・ん?もう今日はいいかww

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