忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

友愛は亀田以下である。

2009年11月30日 | 過去記事
風呂の栓を抜くと、排水溝に湯が吸い込まれていく。キッチンのシンクにためた水も、栓を抜くと吸い込まれていく。ま、当たり前の話だが、この「吸い込まれていく」様子を見ると、常に「左巻き」に渦が巻き、吸い込まれていくことが分かる。不思議だ。

調べてみると(ヒマか!)北半球であれば、どこでも「左巻き」で渦が巻くらしい。南半球ならば反対、右巻だという。なるほど、地球は自転しているとわかる。だから北半球にある国は左巻きが多いとか言わない。言わないが、なんか、そんな感じか(笑)。

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112901000553.html
<フリーターら300人が反戦デモ 東京・新宿で行進>

「反戦デモ」である。タイムスリップしたわけでもないし、日本が戦争をしているわけでもないのだが、なぜだか東京で「反戦デモ」なのである。きたはんきゅう。

<デモは反戦だけではなく、「貧乏人の差別をやめろ」とも主張。主催者の一人は「一銭の金もうけにもならないけど、世の中を変えるにはデモをするしかない」と話していた>

なるほど。ヒマだったんだ。「派遣社員とフリーターで作る労働組合」だものね。ヒマなんだな。「世の中を変える」前に「己の生活を変えたほうが良い」と思う今日この頃、まあ、しかし、民主党政権になるわ、売国されまくりだわ、増税だわ、ええと、アレだわ(言えない・泣)、亀田は勝つわ、なんか調子悪い。ぜんぜん、メシウマでもない。

けれども食べる。人の倍食べる。私は「冬に食欲が落ちる」傾向がある。痩せるのだ。皮下脂肪が必要な季節に減るという、何とも非効率的な体である。原因はアレだ。野菜と魚が旨くなるからだ。自然現象だな。「おでん&熱燗」ありがとう。そんな夫婦になりたいですね。「カレー&福神漬」とか「鮭茶漬け&お漬物」とかでなく。なんか、どちらもメインみたいな、ね。ああ、もちろん「生ハム&メロン」とかは却下です。意味分かんない。

ンで、ネットを覗けば「亀田1号」がいろいろ言われてるなww

自業自得とはいえ面白すぎる。ま、いずれにせよお疲れ様だ。

負けた内藤選手も潔い。試合前の「強い者が勝つのではなく、勝った者が強い」の明言通り、痛々しい顔面には「格闘技の怖さ」を感じるが、真剣勝負の醍醐味を見せてくれた。もちろん、とても悔しいだろうが、それは嫁さんも同じだ。

http://www.sanspo.com/fight/news/091129/fgb0911292331009-n1.htm
<内藤夫人「悔しすぎて涙も出ない」>

だろうな。あれだけ「亀田逃げるな」とやったからな。ポスターまで作って挑発したわけだから、いわば次男はオマケだった。「たまには日本人とやろうよ」の対象は長男だったのだ。ま、いずれにしても35歳。ボクサーとしては限界とか言われている。早くも去就がどうのと新聞にも書いてあった。しかし、悔しい気持ちが沸き上がれば復活とかもあるだろう。それはそれで楽しみでもある。嫁さんは正々堂々と戦った旦那を誇っていればいい。

それにしてもネットだ。

なんでも「グローブになんか仕込んでいた」とかまで書いてある。それに「頭突き」がどうのと書いてあるのもあった。あまつさえ「ドーピング検査しろ」とまである。何とも情けない。オマイラあの試合を見て、そんなレベルじゃないことくらいわかるだろう。それでも「頭に水銀を注射して強化していた」には笑ったがな。

仕込みもないし、頭突きは不可抗力だし、ドーピングなんてしていない。

アレはな、






別人





だったんだよ。



いわゆる「そっくりさん」だ。亀田にあんなカウンター打ててたまるか!!




・・・・・。




い、いや、お、おめでとう亀田君。イメージ回復できてよかったね。ああちくしょ。




ま、しかし、亀田親子といえば反則。反則といえばタイガージェットシン。タイガージェットシンといえばインド。インドといえばカレー。カレーといえば「カレーライスか、ライスカレーの違いでしかない」ということで民主党です(ふう)。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091129/plc0911292214015-n1.htm
<「民主党にだまされた」 沖縄県民に広がる鳩山政権不信>

大変である。「騙された」ならば、すぐに最寄りの警察に相談すべきである。

「おまわりさん大変です。民主党に投票したんですけども、どうやら騙されたみたいです」

たぶん、笑われるだろう。すなわち「やります」だけで信じたほうが悪い。当たり前に「どうやってやるのか」を考えないからだ。「いつまでにやるのか」を問わないからだ。当選おめでとうの後の「だまされた」とか「裏切られた」は何の意味もない。産経新聞がこうやってネタにするだけだ。紙面を埋める役に立つだけだ。ごくろうさま!!!

また、これを受けても友愛総理は名護市市長選の結果を待つ。阿呆である。「県外移設推進派」の市長が勝てばどうするのか。米軍は「ンなら、しゃーないね」となるのか。

この日記でもずぅ~~~~~~っと、だ。民主党は「政権交代」すれども「政権交代後」のことは真っ白けだと書き続けてきた。「財源はある!」とか「バラマキじゃない!」にも、これまたなんとも阿呆臭いと言い続けてきた。民主党は選挙のために嘘を並べていると、私だけではなく、多くの人が言い続けてきた。それは自民支持者などではなく、民主党の中の「マトモな人」ですらそうだった。言えないのは「長いものに巻かれた政治屋」だけであり、とりあえず当選したい、バッジをつけたいのよという輩だけであった。

「騙された」ではない。「間違えていた」ということだ。「裏切られた」ではなく「してやられた」のである。ということは、だ。「誤って改めざるを過ちという」の言葉通り、次の参院選できっちりと示してやればいい。というか、それしかない。

負けた内藤選手は「口だけですいません」と頭を下げた。無論、その姿勢に対して「騙された!」と罵声を浴びせる者はいない。引き上げる花道では「ありがとう!」の声援が飛んだ。なぜかは言うまでもあるまい。誠心誠意、“やろうと”したからだ。そのための努力も惜しまず、誰よりも自分が「信じて」やり通した結果だからである。

そこが友愛、生活第一とは異なるのだ。

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