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忘憂之物

中国海軍艦艇が尖閣周辺を航行 下関条約締結日に合わせ? 中国メディアを使い宣伝



中国海軍艦艇が尖閣周辺を航行 下関条約締結日に合わせ? 中国メディアを使い宣伝

<沖縄本島と宮古島の間を通過する中国海軍のルーヤン級ミサイル駆逐艦=16日(防衛省統合幕僚監部提供)
 【北京=川越一】中国国営新華社通信などは17日、人民解放軍海軍の南海艦隊に所属するミサイル駆逐艦などが同日午前、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域を航行したと報じた。この日は、118年前の1895年に日清戦争の下関条約が締結された日。同諸島の「主権」を主張するため意図的に航行し、中国メディアを使い宣伝した可能性が高い。

 航行したのは、ミサイル駆逐艦「蘭州」とミサイルフリゲート艦「衡水」から成る遠洋訓練編隊。西太平洋海域で遠洋攻防演習や臨検拿捕(だほ)訓練などをした後、16日夜に宮古海峡を通過し、尖閣周辺海域に入ったとしている。

 訓練には中国メディアが同行。編隊の指揮官は巡航を「完全に正当かつ合法で非難の余地はない」と強調した。新華社通信は、海軍の北海艦隊と東海艦隊の艦艇編隊もそれぞれ、以前に同海域を航行したとしている。

 中国政府は、下関条約により尖閣諸島を日本に譲り渡したと主張している。中国メディアは同条約を「侵略者が押し付けた最も辛辣な不平等条約」と表現。中国の専門家は「条約締結日は中華民族の屈辱の日だ」と反日感情を刺激している。中国の海軍史家は「このような巡航は今後、常態化するだろう。わが国が領海の主権を公に示す有効な行動だ」と分析している>






孫文が辛亥革命を起こして清朝を倒すと、光武帝の陵墓がある明孝陵を訪れ、漢民族国家の復活を報告した。その孫文の国民党政府も蒋介石のとき、支那共産党との内戦に敗れて台湾に逃げる。そしていま、その支那共産党政府が日清戦争のときの「下関条約」をして<侵略者が押し付けた最も辛辣な不平等条約>と怒って、日本の尖閣諸島周辺にミサイル駆逐艦とかミサイルフリゲート艦を寄こす。その言い分が<下関条約により尖閣諸島を日本に譲り渡したと主張>だから、なにかもう、いろいろと面倒臭いアレになっている。

先ず、清朝と支那共産党政府は無関係だ。清はツングース系民族である満州族の王朝だった。実際、漢民族は北狄として蔑んできた歴史がある。「北狄」とは「犬と同類」ほどの意味になる。ちなみに日本や朝鮮のことは「東夷」。この「夷」は「大きな弓矢」のこと。つまり、好戦的な野蛮人という意味だ。まだ「人間扱い」に安心するが、要するに怖かったんだろう。

それから「西戎」は羊を放牧する民族を言った。要するに「羊と同類」だ。最悪なのは「南蛮」か。意味は「虫と同類」だと。これが素晴らしい漢民族の華夷思想、いわゆる「中華思想」だが、今更ながら実にエスノセントリズム(自民族中心主義)だと呆れる。まるで色のついた民族には何をしてもよい、という白人の亜種だ。普通の日本人は「南蛮」なら鴨南蛮とかカレー南蛮しか思いつかない。自分らだけが人間で、その周囲は羊とか犬とか思わない。奴隷にしていいとか考えない。なんとも微笑ましい長閑な民度だと思う。チキン南蛮が喰いたくなった。

しかしながら100歩、いや、100万歩譲っても<下関条約により>と言うなら不法侵入は不味いだろう。いくら一党独裁の全体主義の出鱈目国家とはいえ出鱈目にもほどがある。当たり前だが下関条約には尖閣諸島の割譲は記されていない。元々からして日本の領土だったからだ。それに日本は同条約の10年以上前から尖閣諸島を開拓もしている。日清戦争のずっと前から何も言わず、海底油田で騒ぎだし、いま、ようやく海軍が強くなってから強硬に出てくる。実にわかりやすい泥棒国家だ。また、清国は1909年、日本が東沙島を台湾に編入しようとしたら抗議している。下関条約から14年後だ。自分でおかしいとは思わないのか。


しかし、だ。人のふり見てナントカ。そろそろ日本人も「おかしい」と思わねばならない。今月の9日、朝日新聞の中国総局の記者が支那の外相会見で「釣魚島」を2回使った。質問の際<中日間の釣魚島問題での対峙は半年に及ぶ>とか、支那人スタンスで発言した。共同通信のアカい記者でも<中国はいかに日本など周辺国との摩擦を緩和させるのか>と言葉を選ぶ。中国が好きだから尖閣諸島も言いたくない、小日本を中華の前に置いて話すことも避けたい。そんなの自分の中華思想が許さない、という変態でも「釣魚島」は言わなかったが、そこはさすが朝日新聞だ。日本嫌い、に躊躇いがない。売国に揺らぎがない。

この1週間前の朝日社説は<近隣諸国条項―成熟した国の姿を示す>だった。中身は予想通り。<近現代史や領土の問題をどう教えるべきか。教科書検定の結果が公表されるこの季節、毎年のように議論がくり返される。>と心配するふりで始まり<たしかに教科書の書きぶりを他国からあれこれ言われるのは気持ちのよいものではない>と理解を示しながら<しかし>と続けるパターンだ。それからイチャモンになる。

<そもそも子どもたちに歴史の光と影の両面を教え、アジアに限らず世界の国々を尊重する態度を養うことが大切なのは当然である>

<わが国は国際協調を重んじ、独善に陥ることなく、客観的に歴史を教える。この条項は実際の検定基準としてより、内外にその姿勢を示す宣言として働いてきた。もちろん、そこには戦前の教育への反省が込められている>

誰も本当は「自虐的かどうか」など問うていない。「教科書には嘘を書くな。朝日新聞じゃァないんだから」と言っている。<歴史の光と影の両面を教え>と朝日は言うが、日本の「光」なんて「三光作戦」しか書かせない。あとはありもしない「影」ばかり書いて子供を洗脳する。支那朝鮮に修学旅行をさせて土下座している写真を撮る。<独善に陥ることなく>も北朝鮮や支那共産党に言うべきであって、日本はもっと独善的に外交をやらなかったから困っている。朝日が喜ぶ<戦前の教育への反省が込められている>も困っている。いまは「戦後の教育への反省」が込められるべき、だと安倍総理も言っている。

朝日新聞は<また、条項があるゆえに日本の教科書が外国の言いなりに書かれているとは言いがたい。たとえば、今回は尖閣諸島が日本の領土とわかるようにとの意見がつき、「沖縄県に所属する」と加筆された例がある>とボヤくけれども、それは<言いなり>かどうかではなく、普通の国家としては当たり前の範疇に含まれていなければ困る。それよりも問題は「南京大虐殺」やら「従軍慰安婦」の嘘が堂々と教科書に載っていることだ。本当に問われているのは、戦勝国の都合で粉飾された教科書を、いつまでも日本の子供に使わせている責任だ。その主犯格が朝日新聞ではないか。

また、この開き直りもどうか。例の「華北を侵略」が「進出」に書き換えられていた、という誤報だ。このあと朝日は<誤報は反省しなければならない。ただ、「侵略」を「侵入」「進出」などに変えた事例はこの年や過去の検定で他にあったと文科省は説明している。条項を作った当時の判断までが誤りだったとはいえない>と子供に読ませられないレベルの文章を書く。「誤報」で放火、炎上させておいてそれはないだろう。それによる外圧に屈しての条項だったならば、その<判断>とやらも間違っているとしれている。



漢民族は13億人。世界中のあちこちにいる。日本に亡命もした梁啓超は「自分が中国人だと反射的に思う人が中国人の範囲である」と言った(新民説)。いま、はっとした朝日新聞社員はかなりいる。

コメント一覧

久代千代太郎
>のんちゃん

朝日ww害毒ですな。

我が家のですね、公団のですね、エレベーターホールがあるんですがね、先日、その1Fでね、眼鏡をかけた青年がね、壁に向かってぎりぎりに立ち、それでゆらゆら揺れてました。不気味でしょ?

なにしてるのかな?と思ってね、しばらくみてたんですよね、エレベーター降りてから、近くで。

するとね、少しだけ振り返ったんですね、青年が。


青白い顔でね、なんというか、生気がないんですね。マジで「知らない世界」を見てしまったのかと。

私が絶句してね、近寄ってきたら喉を掴んで足払い、そのまま土に返してやろうかと身構えましたらね、青年はまた、壁に顔を近づけて(くっつくほど)ね、ゆらゆらしてるんですね、よくみると「朝日新聞の配達員」でした。そっと離れましたが、すぐに妻と長男に「気をつけろ」とメールしました。階段で降りろと。

朝日を配るとああなっちゃうのか、元からああなのか。


不気味新聞ですな。
桜のん太郎
シナの歴史教科書を見てみたいですね
赤化シナの共産党はそれこそ影ばかりですね。文化大革命で少数残った「指導層」をリンチにかけたり殺したり、大躍進では「鉄鋼生産でイギリスを上回る!」とか大言壮語して技術的に1000年前の粗悪な鉄(漬物石ぐらいには使えるか?)をウントコさこしらえた。農村でこれをやっからサア大変、漬物鉄を作るのに熱中し過ぎて米を作るを忘れちゃった!稲穂を掠める雀を殺戮したら害虫が大量発生でこれまた米が食えない。「な~に飢え死にした子を煮て食えばいい」 ってな状況だったとかナントカ・・・。進歩主義なる普遍的価値を希求する朝日は本社ごと北京に移ればいいんですよね。
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