忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

朝日新聞社員の男、自分の局部画像をネット投稿 書類送検

2013年05月30日 | 過去記事



朝日新聞社員の男、自分の局部画像をネット投稿 書類送検

朝日新聞の社員の男が、自分の局部の画像を会社のパソコンからインターネットのサイトに投稿したとして、警視庁に書類送検されていたことがわかった。
わいせつ電磁的記録媒体公然陳列の疑いで書類送検されたのは、朝日新聞名古屋本社に勤務する40代の社員の男。
調べによると、男は、自分の局部の画像を、会社のパソコンからインターネットの投稿サイトに数回にわたって投稿し、不特定多数の人が閲覧できる状態にさせた疑いが持たれている。
インターネットホットラインセンターから、情報提供を受けた警視庁が捜査していたもので、調べに対して、男は容疑を認めて、反省しているという>







全身をコートに包み、女性の前でいきなりぱっと開いて性器を見せつける。いわゆる「メイルフラッシュ」だ。韓国では「バーバリーマン」。日本では単に「露出狂」とか言われる。いまはたぶん、この「狂」がよろしくないから「露出症」か。どうでもいいが。

アーカンソー州知事時代のクリントンも、職員だったポーラ・ジョーンズにこれをやって訴えられた。当時28歳だった彼女はクリントンから、宿泊ホテルに資料を届けるよう言われる。部屋まで持って行くとクリントンがガウンに身を包んでいる。彼女がどうしたのか、と思っていると、すかさずぱっとやって、自分のトマホーク巡航ミサイルをみせた。

クリントン曰く「ベッドに誘っただけ」ということだったが、ジョーンズ職員はお断りする。すると、それから嫌がらせがはじまる。彼女は冷遇され、昇進からも遠ざかる。これを恨みに思った彼女はクリントンが大統領になり、ちょうど「モニカ問題」で弱った頃に告発した。クリントンは素直に85万ドルを支払って許してもらう。見せてフラれて恥をかいて約1億円。法律で許されている風俗のほうが安いが、それにしても、まあ、女は怖い。クリントンも同じやるならヒラリーにすればよかった。誰も怒らない。

いずれにしても、ちょっと理解の範疇を越える変態がアメリカ大統領だった。単なる好色だけではなく、ちょっと真似できない性癖があるアレなのが、世界最大の軍事力を扱える位置にいた。そんな困った国が他国をして「性奴隷を強制連行していた国」と非難する。そもそもから嘘なんだから、所詮がイチャモンの建前論ではあるも、よくぞまあ、言えたモノだと、一応、感心もする。さすがはアメリカだと。

コレのもっとしょうもないのが朝日だ、この新聞はなにがなくとも日本を腐してきた。いわゆる「慰安婦問題」などでは「人権侵害」「尊厳蹂躙」を騒ぎ立て、大阪の阿呆の件から「女性蔑視」も付け足した。アメリカ国防省の報道担当官が「我々のポリシーや価値観からかけ離れている」とコメントして舌を出すと、朝日は「こういう強い反応が出るのは当たり前だ」と乗っかった。

しかし、いつもながら、朝日新聞社の人間が起こす性犯罪などを見聞きすると「我々のポリシーや価値観からかけ離れている」と思ってしまう。理解不能に近い。普通の日本人は自分でアザミサンゴを傷つけて、それをいかにも日本人ダイバーの仕業として報じ、カラー写真を載せて<八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを瞬時に傷つけて恥じない。精神の貧しさの・・・・すさんだ心の・・・>と書いたりできない。無理にやったら自己嫌悪から自殺するかもしれない。そのくらい逸脱している。

今回の件もそう。いくら日本が嫌いでも、会社のパソコンからオノレの性器画像を撒き散らすことを、普通は理解できない。なにが嬉しいのかもわからないし、なにがどうなるのかも想像つかない。つまり、常識人じゃない。申し訳ないが、まさに「我々のポリシーや価値観からかけ離れている」と言う他ない。

そういえば2008年にもあった。テレビ朝日の報道局ニュース情報センター、そこで働いていた当時29歳、社会部司法担当記者が南青山の表参道の交差点でファスナーを下ろし、オノレの「ことばのちから」を放り出して、朝日がさんさん、おはようさん、とやった。

やったのは島本光規という男だが、これがまた、巡回中の赤坂署の署員に「取り押さえられて」いる。つまり、社会部の記者だからという理由から、ナニか社会に閉塞感を覚え、我が主張を解放するために社会の窓を全開にしただけではない。まるで当然の権利のようにしばらく放り出してうろうろしていた。ど変態だ。

捕まえてみると、酒も飲んでいない。クスリもやっていない。つまり、広い意味でどこに出しても恥ずかしくない、極めて通常な朝日人間だった。テレビ朝日の広報部は「報道に携わる者がこのような容疑で逮捕されたことは誠に遺憾です」しか言わなかったが、こういう意味不明な行為こそ「真相に迫る」とかやってもらいたかった。社会の責任とか、自公政権の負の遺産とか、なぜ彼の心の闇に気付いてあげられなかったのか、彼はなぜファスナーを下げて放り出さねばならなったのか、と特集してもらいたかった。これこそ「我々も大いに考えねばなりません」と言うべきだろう。使用者責任の意味からして。

先の「局部画像を社内からネット投降した朝日新聞名古屋本社社員」の件、朝日新聞広報のコメントは<本社社員が書類送検されたことを重く受け止め、厳正に処分しました>だけだ。 世間を騒がせて申し訳ないでもない、社員には「ネットで局部を晒すな」と今後ともに厳しく指導をして参ります、でもない。また、なにを<重く受け止め>たのかと心配になって注意して読むと<書類送検されたこと>だとある。すなわち「見つかったこと」「特定されたこと」が悪い。そもそも文春が悪い。公表していなかったのに。

そういえばまた、25日には観客300人に全裸で飛び込んだ超一流の芸人がいたが、そのイベントは盛り上がり、客は喜んでも警視庁に事情聴取されて「反省した様子だった」になる。同じように警察の世話になっても、周囲の反応はまるで違う。それはたぶん、朝日が5流だからか。とりあえず、警察は鶴瓶とか江頭は笑ってみなかったことにせよ。朝日は捕まえてよろしい。




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