忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「裸で何が悪いTシャツ」ゲット

2009年04月27日 | 過去記事
■2009/04/27 (月) 「裸で何が悪いTシャツ」ゲット 1

少し前だが、「WBC優勝記念Tシャツ」が届いた(わぁい♪)。

ちゃんと「私が着られる」サイズである。侍ジャパンの選手名と背番号があって、かっくいい紺色バージョンである。さあ、これを着込んでだ。右の頬に日章旗のタトゥを入れてだ。近くのコリアンタウンの串焼き屋にでも行って飲んでみるかと冗談を言っていたら、ホントにやった人たちがいた。そう。私の「ぺリリュー島の写真」に賞金1万ゴールドをくれたあのサイトである。
http://www.tanteifile.com/diary/index4.html
<また韓国ニュース掲載! ~韓国人は反日なのか?~>

まあ「ネタサイト」だからいろいろやるだろう。しかし、あの国に「ネタが通じるかどうか」といえば疑問である。きっちりトップニュースで扱われたらしい。

さすがはBOSS、コレを狙っていたのだろうか。言うまでもなく、コレを「朝鮮半島と支那大陸以外」でやったとしてもニュースにはなるまい。日本人が日本の旗(旭日旗)に「神風」と書いて練り歩いても「あ、日本の人だ!」くらいの反応であると思う。つまり、特定亜細亜だからこその反応なわけである。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0427&f=national_0427_003.shtml
<【韓国ブログ】挑発行為だ!旭日旗掲げた日本人に非難殺到>

下の関連記事にある「裸で何が悪いTシャツ」が気になるところだが(注文済み・笑)、やはり、韓国ブロガーなんかは怒っている人もいるようだ。

<この映像をみた韓国のネットユーザたちの反応は様々。ブロガーのBlue2skyは「神風旭日旗を掲げて、しかも文化遺跡(南大門焼け跡)の前で写真までとっている。許されたものじゃない」と怒りを顕わにした。さらに、「もっと衝撃的なのは、この行動に無関心な市民の姿、抗議する人も、制止した人も誰一人いない」と続けた。ブログのコメント欄には、神風旭日旗を掲げての行為への強い非難とともに、「無知な二人に神風旭日旗がもつ意味をちゃんと教えるべきだった」という意見が目立っている。>

また、「抗議する人も制止した人もいない」と怒っている。なぜに「踊れコリアぁぁ!」と掴み掛からないのかと憤っておられるわけだ。

「2」へ

■2009/04/27 (月) 「裸で何が悪いTシャツ」ゲット 2

同サイトをみると「それでも韓国料理は好き!」などとしているが、反日感情やナショナリズムをおもちゃにした(ネタにした)ことは、まあ、褒められたことではなかろう。

また最近、個人的なことだが「こういうの」が嫌になってきた。

例の「韓国人はゴミ」という発言で切れた在日青年の動画や、カルデロン一家に関する某保守団体のデモ、関連するブログや掲示板での書き込みをみていると、なんだかなぁっと冷めてしまうことも否めない。とはいえ、やはり暴力は反対だし、不法入国の外国人は締め出さんとダメだし、色んな意見が飛び交うネット空間というものは必要なのだろう。

それらこのことは理解できるのだが、なんか違和感、嫌悪感があるのだ。

例えば私は昨日、妻に「剥き栗」を買ってきた。妻は「栗」が好物であるし、なにより最近は「イチゴ」が安いから、イチゴばっかり喰っているから心配だったのである。しかし、天津甘栗などはほとんどが「中国産」と記されている。やはり敬遠するわけだ。

たまたま、妻のために「スイカとイチゴ」を買って帰ろうと立ち寄った店で「国産」の甘栗を見つけたのだ。少々高くつくが、そこは「国産」ということで納得する。小遣いは減るが、それで妻が喜ぶなら仕方がない。ありがとう国産の栗である。(一回で全部喰った)

しかし、それは「中国が嫌い」とか「日本が好き」という感覚だけではなく、事実として「中国産は危険」というイメージが払拭できないからである。危険なものを危険だとするのは差別ではない。言い尽くされた感があるが、それはやはり区別なのである。

「3」へ

■2009/04/27 (月) 「裸で何が悪いTシャツ」ゲット 3

また、私は「在日韓国人」などが差別されることは仕方がないと思っている。差別感情というのは無くなるはずもないし、やはり「ある」という認識で生きるのが大人というものであろう。犯罪がなくならないように、自殺がなくならないように、交通事故がなくならないように、虐めも無くなるはずもないし、差別や偏見というものは厳然としてリアルなものなのだ。目をキラキラさせて「それでも無くなるはず!」という純情な人も否定しないが、それでも、横を向いてぼそっと「無くなるわけないし・・」と言うだろう。

だから、某保守系団体が「ゴミはゴミ箱に!朝鮮人は朝鮮半島に!」などと、まあ、レイシストも裸足で逃げ出すような差別発言をすることも、ある意味では仕方がないと思っている。そうすることでスッキリするんだろうし、組織がまとまるのかもしれんし、なにより、自身が本当にそう思っているんだろうから、それは仕方がないことだ。

ただ、その「目的」が達せられないということは確実だろう。逆に言えば、それで日本人の全てが「そうだ!そうだ!在日を追い出せ!犯罪者の子孫は許すな!!」となるようならば、そんな国は終わっている。ヒトラーも日本だったらナチスは作れなかったはずだ。

某保守系団体の方々が運営するブログなども見るが、はっきりと「デモは楽しい」と書いてある。私はゾッとする。私も「拉致被害者奪還」を叫ぶデモ行進などは、家族を連れて参加する。楽しくはない。「帰ってきて欲しい」と願い「取り返せ!!」と憤るだけだ。

「日本国をよりよくしたい」

ここに国籍が関係あるのだろうか。組織はどうだろうか。

賛同者は本当に要らないのだろうか。

「4」へ

■2009/04/27 (月) 「裸で何が悪いTシャツ」ゲット 4

今月5日にNHKで放送された「ジャパンデビュー」の第一回放送「アジアの一等国」が話題になっている。私は観ていないが、内容はさすがNHKという売国放送であったと辛辣な批判を浴びている。その中で、「八田與一」による、いわゆる「八田ダム」のこともスルーされているらしい。現在の台南における台湾人の飲料水をも確保する「日本の功績」が触れられず、怪しい反日感情だけを摘み上げた偏向放送には吐き気がするが、非難されているポイントは、

“台湾にて台湾人と同じく、台湾のことを愛した日本人がいた”

ということをスルーしているからであろう。また、素晴らしい功績を残した日本人、今でも台湾で大切にされている日本人などをして「日本は台湾を植民地化した!」という一点をクローズアップして成す、悪意に満ちた番組構成であるはずだ。

そして、私はこう言っておく。

“日本にて日本人と同じく、日本のことを愛している在日韓国人(外国人)もいる”

更には不思議なことに、

“日本にて反日外国人と同じく、日本を忌み嫌う日本人もいる”

ということだ。

自己正当化が過ぎて、客観性を失った某保守団体は責任を感じることはないか。批判を聞き入れず、「我々は正しいのだ!」とする姿は、まさに「朝鮮ヒトモドキ」の振る舞いではないか。「目的を同じくする」はずの勢力を上から目線で断罪する姿勢は、まさに「シナチョン」の姿そのものではないか。「トップのすることに妄信する」姿は、まさに「カルト」そのものであり、客観的にみれば「将軍様マンセー」との差異は見つけられない。

英霊に恥じぬ戦い方はある。

虹の会の面々は、そのあたりをよく知っている。

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