先日より、ある里親希望者さんとのやり取りで、考えることがありました。
その人は、野良猫を飼い猫にした、優しい人です。
ただ、その先住猫(未手術)が脱走した際に、妊娠した可能性がある。
今は妊娠しているか分からないが、妊娠していたら産ませる。
妊娠してなかったら、手術をする。
それでなおかつ、私の保護猫が欲しい。というものでした。
以下は、私がその人にしたお返事になります。厳しいものになりました。
でも、これは、すべての人に読んで、考えて欲しいことです。
特定の誰かへではなく、すべての人に向けた、私の気持ちになります。
先住猫ちゃんの妊娠の件。妊娠の判定は、現在難しいと思います。
ここからは動物ボラではない人には、抵抗があるかもしれませんが…
不妊手術は妊娠していても、できます。
私の場合は、妊娠している。または、可能性がある個体は、手術します。
絶対に産ませません。なぜなら、自分が生ませなくても、
世の中に不幸な子猫は、あふれるほど生まれてくるからです。
自分がまず、一つの元栓を閉めることにより、
他の野良猫や、捨て猫の赤ちゃんが、もらわれる可能性があります。
まず、増やさないことが大事だからです。
生まれるかどうか、わかるまで手術しないのではなく、
今、手術しようという選択はありませんか?
共同保護者とも話したのですが、私たちは世の中から不幸な猫を減らすための活動をしており、
そのためには、家庭における不妊去勢手術の徹底が一番重要であると考えています。
そのため、私たちの理念と相反する「不妊手術をしない」および、
「妊娠したら自家繁殖」を選択される方のところに、保護猫を送り出すことはできません。
現在、猫の数は「飼える人」の数をはるかに超えています。需要に対し、供給過剰なのです。
飼ってもらえない猫たちの末路は、野良猫であったり、捨て猫であったり、保健所です。
この飼ってもらえない猫を減らすために、私は啓蒙活動として、不妊去勢手術の徹底をお願いしています。
どうぞ、ご理解いただければと思います。にゃーも
妊娠した子の手術を、「かわいそう」と言ってしない人は、多いです。
産ませる人の多くは、「必ず里親を見つける!責任とる!」と言いますが、
その子猫をもらった人も、同じように増やます。
でも、その人は、きちんと里親を探すでしょうか?
仔猫が4匹生まれて、その子たちがまた4匹づつ産んで、1年で16匹になります。
その先は、無限大です。
そういって産ませていたら、猫はどこまでも増え、減らないんです。
そこから、野良猫や捨て猫が生まれます。
故意に妊娠させた、偶然妊娠してしまったにかかわらず、
自家繁殖をするという、責任の重さを理解して欲しいのです。
自分だけの問題ととらえずに、考えてみてください。
「かわいそう」と言う人は、もともと優しい人だと思います。
どうか、現実を知って、考えて欲しいんです。
感情的に野良猫のTNRボラを、「堕胎するなんて、ひどい!」と罵る人もいます。
TNRをひどいという人に言いたい。
毎日捨て猫や、みじめに死んでいく野良猫を見続け、世話をし、保護し、
もらわれないまま大きくなった保護猫を抱え、病気や障害を負って、
誰にももらわれない、世の中から捨てられた命を必死に守り、
どうしたらこんな不幸な子が、これ以上増えないようになるのか?
自分はこれ以上どうしたらいいのか?何ができるのか?
堕胎を反対する人は、そこまで追いつめられたことが、
考えたことがありますか?
全国、沢山のTNRボラが、心で泣きながら、詫びながら毎日手術しています。
今の時期は、繁殖シーズン。猫を捕まえるために、徹夜で張り込むボラさんも多いです。
血のにじむような努力をして、猫を減らす人たちの反対に、簡単に増やす人がいる。
増やすのは簡単。でも、減らすのは何十倍も大変。
猫が可愛いなら、猫が好きなら、
不幸な野良猫や、捨て猫を見たくないなら、
不妊・去勢手術をしてください。
きついことを言いましたが、私はもうこれ以上、辛い子たちを増やしたくない。
この気持ちを、理解していただける日が来ますように。
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その人は、野良猫を飼い猫にした、優しい人です。
ただ、その先住猫(未手術)が脱走した際に、妊娠した可能性がある。
今は妊娠しているか分からないが、妊娠していたら産ませる。
妊娠してなかったら、手術をする。
それでなおかつ、私の保護猫が欲しい。というものでした。
以下は、私がその人にしたお返事になります。厳しいものになりました。
でも、これは、すべての人に読んで、考えて欲しいことです。
特定の誰かへではなく、すべての人に向けた、私の気持ちになります。
先住猫ちゃんの妊娠の件。妊娠の判定は、現在難しいと思います。
ここからは動物ボラではない人には、抵抗があるかもしれませんが…
不妊手術は妊娠していても、できます。
私の場合は、妊娠している。または、可能性がある個体は、手術します。
絶対に産ませません。なぜなら、自分が生ませなくても、
世の中に不幸な子猫は、あふれるほど生まれてくるからです。
自分がまず、一つの元栓を閉めることにより、
他の野良猫や、捨て猫の赤ちゃんが、もらわれる可能性があります。
まず、増やさないことが大事だからです。
生まれるかどうか、わかるまで手術しないのではなく、
今、手術しようという選択はありませんか?
共同保護者とも話したのですが、私たちは世の中から不幸な猫を減らすための活動をしており、
そのためには、家庭における不妊去勢手術の徹底が一番重要であると考えています。
そのため、私たちの理念と相反する「不妊手術をしない」および、
「妊娠したら自家繁殖」を選択される方のところに、保護猫を送り出すことはできません。
現在、猫の数は「飼える人」の数をはるかに超えています。需要に対し、供給過剰なのです。
飼ってもらえない猫たちの末路は、野良猫であったり、捨て猫であったり、保健所です。
この飼ってもらえない猫を減らすために、私は啓蒙活動として、不妊去勢手術の徹底をお願いしています。
どうぞ、ご理解いただければと思います。にゃーも
妊娠した子の手術を、「かわいそう」と言ってしない人は、多いです。
産ませる人の多くは、「必ず里親を見つける!責任とる!」と言いますが、
その子猫をもらった人も、同じように増やます。
でも、その人は、きちんと里親を探すでしょうか?
仔猫が4匹生まれて、その子たちがまた4匹づつ産んで、1年で16匹になります。
その先は、無限大です。
そういって産ませていたら、猫はどこまでも増え、減らないんです。
そこから、野良猫や捨て猫が生まれます。
故意に妊娠させた、偶然妊娠してしまったにかかわらず、
自家繁殖をするという、責任の重さを理解して欲しいのです。
自分だけの問題ととらえずに、考えてみてください。
「かわいそう」と言う人は、もともと優しい人だと思います。
どうか、現実を知って、考えて欲しいんです。
感情的に野良猫のTNRボラを、「堕胎するなんて、ひどい!」と罵る人もいます。
TNRをひどいという人に言いたい。
毎日捨て猫や、みじめに死んでいく野良猫を見続け、世話をし、保護し、
もらわれないまま大きくなった保護猫を抱え、病気や障害を負って、
誰にももらわれない、世の中から捨てられた命を必死に守り、
どうしたらこんな不幸な子が、これ以上増えないようになるのか?
自分はこれ以上どうしたらいいのか?何ができるのか?
堕胎を反対する人は、そこまで追いつめられたことが、
考えたことがありますか?
全国、沢山のTNRボラが、心で泣きながら、詫びながら毎日手術しています。
今の時期は、繁殖シーズン。猫を捕まえるために、徹夜で張り込むボラさんも多いです。
血のにじむような努力をして、猫を減らす人たちの反対に、簡単に増やす人がいる。
増やすのは簡単。でも、減らすのは何十倍も大変。
猫が可愛いなら、猫が好きなら、
不幸な野良猫や、捨て猫を見たくないなら、
不妊・去勢手術をしてください。
きついことを言いましたが、私はもうこれ以上、辛い子たちを増やしたくない。
この気持ちを、理解していただける日が来ますように。
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