哀しい、腹立たしい、暗い話題、
それもマンガじゃなくて、申し訳ないのですが、
先日の流れのひとつとして、こういうこともあると
知って欲しいと思い、書きます。
写真の猫は、うちの「ムジカ」です。
見て分るように、両目が白い。見えてません。
正しくは、獣医さんいわく「今は片目が、ぼんやりは見えてると思う。」
この子は、何年も前に「里親探し会」の場所に、捨てられていました。
夏の日に、キャリーバックは逃亡防止か?ガムテープで覆われ、
アスファルトの上に、置き去りにされました。
当時、一ヶ月に満たない子猫でした。
両目は、猫かぜによる目やにでおおわれ、癒着し、
目を開けてみたところ、眼球は白濁、膨張し、失明していました。
膨張した両目は飛び出そうで、
獣医さんからは、「このまま目が膨張したままなら、手術で摘出しないといけない。」と、言われました。
目の組織は、水晶体みたいじゃなく、もう筋肉の組織みたいに、
目の繊維みたいなのが、バラバラと出ていて、血がにじんでいます。
私「この子、痛くないんですか?」
先生「もうそういう感覚もないだろうね。
もともとこの子は、目が見えてなかったと思うし。
本人は辛いとは思ってないと思う。」
小さな子猫を抱えながら、もう私が面倒見ることに
揺らぎはなかったけど、この先医療費いくらかかるんだろ~(大汗)
残業、何時間したらいいんだべか?と、頭でパチパチしました。
保護は、ただじゃありません。
安易に、捨てる、保護してと言う人に言いたい。
「保護するってことはね、命も預かるけど、その子にかかわる、全責任を負うってこと。
人間と同じように、医療費、食費、いろんな金銭的支出もある。
時間だって取られる。
動物は物じゃない。それだけの覚悟ないと、保護なんてこっちもできんちゅーの!」
捨てられる子は、子猫や子犬ばかりではありません。
大人の犬や猫だったり、この子の様に障害のある場合もあります。
はっきり言います。
無理、自分の手に負えないものを、ボランティアに押し付けないで!
この子だって、捨てられたとき、ボランティアはみんな手一杯。
さらに障害のある子で、みんな預かれないと言ったもの。
及び腰になるよ。
人間ね、ボランティアだって、できることとできないことあるの。
もう、全国どこでも同じだと思うけど、
ボランティアはもう充分、手一杯なんです(怒)
自分の責任は、自分で、金がなければ残業でも何でもして
時間も寝る間惜しんで、作りやがれ~~~!
ふぅ・・・え~と、
眼球は、幸運にも小さくなり、摘出はしなくてよくなりましたが、
その後、いろんな獣医さんに行っても、「目が見えるようには、ならない。」
と、言われました。
「ダメもとで、先生治療して。ダメならダメで、あきらめるから。」
と、ごり押しして、半年間治療したら、
先生も奇跡だねと言ったけど、片目だけ、ぼんやりだけど見えるようになった♪
で、名前だけは可愛く「ムジカ」音楽という意味にしました。
とにかく、「捨て犬・捨て猫」は許さないなりよ!
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