「ねこにゃらーず@広報」に書いた記事です。
ずーっとバタバタしていて最低限の更新しかできてません。すみません。
子猫の保護に続いて、疥癬猫を保護しました~~
個人的には14歳の愛猫チキータさんが先週突然死してしまい、心が呆けてますが、
忙しすぎて悲しむ暇がないというか、この忙しさはチキータの差し金なのかと思ってしまう
さて、疥癬てなんじゃろ?海鮮?
「わ~おいしそう」と思ったあなた!違うよー疥癬です
「疥癬」は、ダニが猫の皮膚の中に穴を掘って住みつき、猛烈な痒さを伴う、寄生虫による皮膚疾患です。
猫にも人にも感染します・・・皮膚に穴を・・・ぎゃーーーーーーーー
この子は、疥癬のせいで顔が潰れ目がうまく開きません。
疥癬は主に顔周辺から、かさぶたのように皮膚がガサガサし始め、やがて全身に広がります。
猛烈にかゆいため、猫は体をかきむしり、出血して化膿したりハゲたりします。
昔は治療するのがとても厄介な病気でしたが、今では注射(2~3回)で治ります。ビバ医学
でも、ほかの猫に感染しないように隔離が必要です。使用したケージやタオルも消毒します!
人間も疥癬の猫に触ったら、人に感染しないためと、手から手を経てほかの猫に感染させないために、
よ~~く石鹸で手洗いをしないといけません!
正直、猫倉庫には保護したばかりの子猫もいるし、家の中には生後5ヶ月の人間の赤子もいるし、
ぎゃーーーなぜに疥癬猫神、ガッテム!と、思ったんだけどね、
きっと死んだチキータが三毛猫組合かなんか経由で送りこんできたんだろうなと思うことにした。
とりあえず、猫倉庫にはおかずに隔離スペースを急きょ作った。
海鮮三毛子・・・とりあえず仮名・・・。
(疥癬治ったら絶対キレイな子になるから、その時には良い名だと思うわけよ!)
三毛子は山の上の公園にいるメス猫。
山の上の公園では公園管理事務局の協力・許可を得て、そこにいる30匹近い野良猫たちを
これ以上増えないように、また、捨て猫をされないために避妊手術していく予定なのだ。
手術を助成してくれる予定の獣医師会から、助成の決定通知が来るのは11月以降らしく、
(獣医師会からの助成は必ず受けられるわけでもないし)
それまで手術を待つのはしんどいのと、1匹だけ顔の様子も変だし、
その治療ともう手術をしよう!と捕まえたのが三毛子。
実は捕まえる時は普通のダニによる皮膚病かと思ったんだけど、連れて帰ってから良く見たら
「ありゃ、これは疥癬では?」となって、のりたま嬢、Sさん、私と泣き泣き&ドキドキしながら隔離。
病院でもしっかり「あ~検査しなくても疥癬ですね。」と言われ、一応検査してブスッと注射。
2週間後に再度注射をしてから、避妊手術となりました。
とてもなつっこい子だし(この懐き具合は、絶対人に飼われていたと思う。もと捨て猫だろう。)、
キレイになって、避妊手術をして、公園に戻すまでの術後の養生期間に可能なら里親募集しようかなと思っている。
海鮮三毛子のこれからの美女への変身ぶりに、こうご期待!