元凶暴トリオの「暴君(ボー君)」が、6日からトライアルに入りました~パフパフ
うちに来た時は、慣れるのに、どんだけ時間がかかるかと心配でしたが、
食い意地の張った暴君は、猫缶の前にあっけなく陥落し、
赤子の頭を増毛したり、布団で一緒に寝る仲です
<ボー君と赤子>
ちなみに妹たちは、近くにいても逃げなくなったけど、
まだ触ろうとすると逃げます・・・う~手ごわいぜ
ボー君の里親候補さんのお宅には、先住猫が2匹いるので、
通常1週間のトライアル(お試し期間)を、2週間としました。
先住猫がいると猫同士が慣れるまで、2週間から1ケ月はかかる。
シャーシャーケンカしたりしながら、お互いの存在に慣れていくんだよね。
先住猫がいる際には、このことをよく説明しておかなければならない。
今までに猫を1匹しか飼ったことがないような人は、
2匹目を迎えた際、2匹がケンカをするのを見ると、
慌ててすぐに相性が悪いと判断を下し、猫を返そうとする人がいるのだ。
ケンカもなくスムーズにいくときもあるけれど、
新入りが慣れるまで、どうか時間をあげて見守って欲しい。
自分だって、見知らぬ場所や見知らぬ人達の中に、
突然ポイっと入れられたら、戸惑うし仲良くなるのに時間がかかるよね。
それと同じです
先日、先輩ボラから聞いた話。うちではない譲渡会でのお話なのだが、
もらわれた子猫が、3日で戻されたそうだ。
「慣れないから」と、返されたんだそうだ。
う~~~~~~~ん、これ保護主さんにも里親さんにも、
どうよって思ってしまう。
というのは、その理由での返還率、めっちゃ高いんだよね。
懐くまでに時間がかかる。当たり前のことだ。
でもね、それをもらって欲しいがゆえに、
さらっと流して説明してしまうボランティアがいる。
さらっと流して説明するから、里親さんも「はいはい」と軽い返事。
覚悟もなにもない。
だから、「洋服のサイズ合わなかったら、返品していいんでしょう。」
くらいのノリで、「懐かなかったら、ダメだったら返していいんでしょう。」と、
里親さんも言う。
そしてそれに、「はい。」と言っちゃうボラさん。
この里親さんも、動物を飼うことに覚悟が足りないけどね。
でも里親さんに話すこと、啓発することは、ボラの仕事なんだよね。
しんどいけどね。
返されて辛いのは自分だし、猫が可哀想なことになる。
他の条件付けにしてもそうだけど、覚悟もそう。
猫を飼うなら、不妊去勢手術や室内飼育と同じくらいに、
「覚悟」が必要だよって、啓発していかねばならんのだ。
でなければ、せっかく動物愛護団体を通してもらってもらっても、
猫の命の価値は軽いと…いつでも返品できるくらいに思われてしまう。
あと気をつけて欲しいのは、里親さんの中には、猫がもらえたうれしさに、
保護主の説明に対し、「はい、はい」と良い返事をしながらも、
実は上の空で、たいして聞いていない人もいるのだ。
誰でも「慣れる子が欲しい。」と言う。
私からすれば、どの子も慣れます。
必ず慣れるけど、慣れるまでに時間がかかりますよということだ。
1日や2日でお膝に乗ったり、抱っこできたり、甘えてくるような子が欲しいなら、
最初からなつっこい子を選んでくださいと、私はいつも「猫だけの譲渡会」で言う。
もちろん、慣らすための対処法も説明するけどね。
覚悟がない人には飼わないでもらうのも、選択です。
その選択が出来る勇気を持とう
ボー君の里親さんから、支援物資を頂きました
ボー君を欲しいという娘さんに、お母さんが、
「この子を飼ったら、これから20年子猫は飼えないのよ。いいのね?」
と、念を押されたお話を聞き、私はちょっと胸が熱くなった
先住猫たちとうまくいきますように!みつきちゃん、よろしくね
※9日から入院・手術の為、がんばってブログ出来るとこまでやります
赤子は大阪に行く前に、鳥取の旦那さんの実家に行って預かってもらいました。
お義母さん、ありがとうございます
「猫だけの譲渡会」11月13日&27日(日)主催:ねこ☆にゃらーずお問い合わせは@広報へ。
「地域猫のためのフリマ!」12月4日(日)砥部のリバーサイドショッピングセンターにて
「TNRのご相談」11月9日より入院するためブログでのご相談は一時停止します。ごめんね
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そんな首毛のマフラーをした黒猫、初めて見たわ(-^〇^-)オサレさん♪