「ねこにゃらーず@広報」に書いた記事です。
先週は猫ボラ仲間のSさんのTNRの手伝いで、お腹がパンパンのサビ猫を捕まえるべく!
連日、出没場所をウロウロしていたのだが、どうにも現れない。
ちなみに、このSさんはお猫様に尽くす人生を送っているのだが、Sさんいわく、
「前世で猫に悪いことしたんだよ。だから今こうなってるんだよ・・・」
私の周りは自分含めて、よっぽど前世で猫に悪さした人の集まりなのか・・・わ、笑えない(滝汗)
サビ猫を求めて山の上の公園に足を延ばし、猫のエサやりさんたちを見つけ聞き込みするも、
「あのサビ猫、ここ数日見ないわね~。」とのこと。
探しているサビ猫はかなりお腹が張っていた・・・とすると、恐ろしいことだが出産のため姿を隠した可能性が高い
私は以前にも、TNRしようとしたメス猫に捕獲予定日に姿を消され、しばらくしてから
「こんなん出ましたけど~~~」と、ターゲットだったメス猫に子猫を連れて来られたことがある。
それっぽいパターンだ。ううう
と思ってたら、目の前を大人猫に交じってチョロチョロし、木に登る子猫1匹。
その子猫は大人の野良猫たちに交じって遊んでいるのだが、母猫や兄弟はいない。
話によると、子猫は捨て猫で、公園のほかの猫たちが面倒を見てあげているらしい。
ちなみにその公園、マムシも出ればイノシシや狸もでる。もちろんカラスもいる。野生動物オンパレードである。
(県外の人はビックリすると思いますが、愛媛県は町中から車飛ばすとすぐに山です)
このままだと喰われてしまう・・・そう、子猫がです。
かくして。Sさんがサビ猫を入れるはずだったキャリーバックに、子猫が入ったのだった。
ちっちゃいサン:「ここはどこじゃーーーー!ハーーーーッ!(空気砲)」
茶白のオス。生後1ケ月ちょっとくらい。
健康診断の結果、ノミ・寄生虫はナシ。しかし、耳ダニがすさまじい!
耳や手足の先の毛が抜け落ち皮膚が見えている。
このハゲは真菌や疥癬ではなく、ダニによるものだそうです。
用意したご飯にがっつく「ちっちゃいサン」。
Sさんが一時預かりになってくれて、体も洗ってきれいになって、たくさん食べて、
初めはビビっていたちっちゃいサンも、Sさんのおかげでお腹を出してゴロゴロするまでに慣れたよ!
で、このちっちゃいサン、システムトイレの使い方知ってたみたいです・・・。
間違いなく家で飼ってた猫を捨てたわけですよ(怒)山の中の公園に!
もーね、捨てた奴。お前が捨てられろーーーー!山の中にーーーーーーー!
関係ない大人猫が、子猫のそばについて面倒見てあげていた姿が切なかった。
その大人猫も、元捨て猫なんんだろうと思う。切ない。
大人猫と引き離す時も、大人猫に「ごめんね。今は子猫しか救えないんだよ。ごめんね。」と、
心の中で詫びた。
ううう、なんで私が切ない気持にならねばならないのじゃーーー!捨てた奴、許せん!!!
てな訳で?茶白の子猫「ちっちゃいサン」は、耳ダニと皮膚の状態が落ち着く7月すぎに譲渡会に参加予定です。
みんなーーーーよろぴこーーーー!