今まで何度か鍵を見失ったことがあった。その時、頭の血の気がひき、これからどんな手続きをして紛失届を出せばいいのだろう?と絶望感にさいなまれた。しかし、過去それは杞憂に終わり、だいたいソファーの下にあったれ、実は鍵を持って外出することはせず、家の中にあり、紛失などはしていなかったのだ。
しかし、昨日は本当に無くしてしまっていた。息子と夕食を摂るのに生ビールを飲みたいので、徒歩でちょっと遠いレストランまで行った。私が鍵を閉めて外出したから、家の鍵は持ち出したのだ。生ビールを2杯飲んでいい心持ちで歩いて帰って玄関のドアを開けようと鍵を探したら無い。こりゃ困った。本当に無い。「無い無いいいながら、結局は鞄の奥底にあるんだよな。」と高をくくっていたが、本当に無い。
実は合鍵も鞄のポケットに常時入れているので、それで鍵を開け、息子はとりあえず家に入れる。さて、困った。どこで落としたのだろう?鞄を開けたのは、レストランの席だから、きっとそこで鞄からこぼれたのではないか?と、絶望の中にも少しの光明を探りながら、iPhoneのtileアプリを起動した。
Find Your Keys, Wallet & Phone with Tile’s App and Bluetooth Tracker Device | Tile
あれ?どこ行った?を解決する「探しものトラッカーTile(タイル)」の日本公式サイトです。Tileは、世界230以上の国や地域で利用されてい...
実は、約半年前、鍵がないと思い焦って外出先で探していたら、結局は鍵は持ちだしていなかったということがあり、tileを購入していたのだった。BluetoothでiPhoneと紐付けされ、位置情報を追跡するものだが、iPhoneと離れてBluetoothが切れたところの地図を表示してくれる。
それを見たら、レストランの位置だったので、ほっと安心。レストランに電話をしたら、鍵があるというので、さっそく取りに行った。もしtileを購入していなかったらこの安心感はなかっただろうと思う。実はtileを購入した後、AirTagが発売されて、しまったーと思ったのだが、まぁ、tileは本体だけでキーホルダーにぶら下げられるし、いいかな?と自分を慰めた。
今回の事例で、「置き忘れ防止」機能を導入していれば、レストランから離れれば、即座にiPhoneに通知が来たはずなのだが、それは有料(年間3,600円)だったので、契約していなかった。1カ月無料なので、この後設定してみた。1ヶ月間試してみよう。
しかし、このサービス、3,600円/1年なのだが、AirTagは、3,800円(税抜き)で購入できる。AirTagは追加料金はいらず、置き忘れ防止機能もある。うーん、やっぱりAirTagだろうか?と、今回tileの恩を仇で返すようなことを考えてしまった。