iPhoneにAirTagの通知が来るようになった。
初めはわからず、そりゃあ、自分のAirTagをいつも持ち歩いているから、何かの確認なのかな?と思っていたら、そうじゃなくて、ストーキングされているかも、というアラートらしい。なんで?と思ったら、自分のiPhoneでAirTagが登録されていない。
ついこの間まで、鍵に仕込んだAirTagがiPhoneと離れると通知が来ていたのだが、それもなくなったなー思っていたら、なんとiPhoneでAirTagが見つからない。iPadProでは表示されている。何でiPhoneで登録されていないんだろう?と思って、再度登録しようとすると、こんな画面が出て先に進めない。
いやいや、2ファクタ認証はされているはず。Appleのwebページから自分のアカウントを確認しても、2ファクタ認証は設定されている。iPadProで確認しても、されている。
毎日毎日(決まって朝)「AirTagはあなたと……」というアラートと、AirTagのピコピコという音が発生して気になるから、結局Appleサポートの電話で対応してもらった。
平日ということもあって、Appleサポートにアクセスすると、2分以内に電話がかかってきて対応してくれる。素晴らしい。他のメーカーの何分も何十分も待たされるサポートとは段違い。
それで、AirTagのリセットやら、iPhoneの再起動やら、指示されたことは全ておこなっていた。そして最終的に指示されたのは、iCloudのオンオフ。しかしこれをやってもダメだった。結果、私の時間切れで1日目は詰んでしまった。
サポートのリモートにより、iPhoneを診断してもらったら、バッテリーがへたっているという診断しか出なかった。それが原因?なんて言われたけれど、バッテリーを変えるのだったら、新しいiPhoneを買う。それでも、サポートは
「きちんとAirTagが今のiPhoneで認識されるように最後までしっかりサポートします。」と言ってくれた。頼もしい限り。
2日目、サポートの担当者が変わっても、サポートIDを伝えると、前日のやりとりが記録されていて、それを参照してもらえるから、話がスムーズで助かる。
結局行き着いたのは次の対応策。
だった。サポートも「不具合が出るかもしれないから、これは最終手段」と言っていたのだが、初めから自分でここに行き着いていれば良かった……。
ログイン情報がiCloudで同期されていなかったのが原因らしい。だから、iPadPro(や、Mac)で、AirTagが認識されても、iPhoneでは見えなかったということだ。
でも、これにはリスクがある。バックアップはiCloudに取ってあるので、AppleIDから抜けるということは、iPhoneをリセットするのとほぼ同じ。
一番困ったのは、Wallet情報が全部跳んでいるということ。バスに乗ろうと思ってApple WatchでSuicaを出そうとしたら何も出ない。焦ったー。
ひとつひとつ再登録して、Apple Watchが認識するまで結構時間がかかる。
便利なものに頼りっきりになると、それが使えなくなったときに非常に困るし、再設定しようとすると、設定したときのことは全部忘れている。ここら辺、何とかならないと本当に便利を実感できないんだろうなぁ。
それにしてもAppleサポートの底力には感服した。