龍山荘出発して22番平等寺に向かう今日は
四国遍路で初めての雨の中の巡礼だ。
一番霊山寺から2回目の区切り打ち
日数にすると9日目に当たる。
今まで雨に合わなかった事が不思議なぐらいだ。
雨も楽しい思いにして歩く事も必要だと思う。 . . . 本文を読む
太龍寺には沢山のお堂に驚いた。
杉木立と相和して立つ多宝塔
大師の虚空蔵求聞持法修行にちなむ求聞持堂
等々ある。
時間があるからゆっくり見てまわった。
私の説法は団体の声が大きく場所を占領され隅で説いた。
昼食を終えて元来た道を戻って
山門から杉の老木を頭上高く見やりながら
静かな参道を下って次の平等寺への分かれ道まで歩く。
太龍寺から1,5km駐車場がある。
ロープウェイとは反対側だ。 . . . 本文を読む
太龍寺の山門を入ると六角経蔵、護摩堂、本坊、納経堂・・ある。
奥には本堂、太子堂、多宝塔があり、
ロープウエイから降りてくるの遍路が
ぞくぞくとお参りにくる。
昼時で大変賑やかな雰囲気だ。
「西の高野」と言われている。
打ちおえて天候は晴れて山の中の木々の日陰が清清しい
ちょうど木の陰になるベンチでおにぎりの昼食にした。
目の前が納経所があって水道のゴムホースの飲料水を頂き
暫く休憩ををす . . . 本文を読む
鶴林寺の宿坊横から遍路道は急に下がって幅ある階段だ。
足の痛み、下りは大変な苦痛だ。
痛さを堪えながら歩かなければと
プレッシャを感じながら
鶴林寺から太龍寺まで6,7キロがどんな道か考えた。
鶴林寺からの遍路道は下っているが
段差が極めて大きく歩幅が長いから
歩きにくくて大変な道だ。
下りほど足の痛さは倍加する。
踏み出す度に痛いから自然に遅足になる。
考える事は苦痛しかなかった。
痛 . . . 本文を読む
杉の大木が立ち並ぶ参道を行くと
立派な門が立ち
樹齢千年を越えると云われている
杉やヒノキの老木が茂り
ひんやりとした冷気の中に荘重な雰囲気を出している。
山頂にあるお寺と言った味がする。
鶴林寺・・本堂前に鶴が向き合っている。
早々に鶴林寺をうち終え次に向かう。
太龍寺に向かう。
鶴林寺から太龍寺まで6,5km・・いったん中間地点に流れる
那賀川まで下って又改めて太龍寺まで
上り直さな . . . 本文を読む
今朝4時から隣の部屋から明かりが差し込み目が覚めた。
隣は若い男性が二人で通し打ちで来ているようだ。
二人の男性に話を聞いてみると山越えの34km先の田の浜に宿を決めたとの事。
朝食欠で暗いうちに出掛けて行った。
かなり強行軍だ。
大きなバッグを背負い5時半に出てゆく二人を見送った。
私は6時半朝食を広間で頂いた。
7時には民宿金子やの道路向かい側のお店で
おにぎり、サンドイッチを買って出発 . . . 本文を読む
昨日は大変な靴擦れで辛かった。
民宿に着くまでがこれほど遠かったと感じた事は無い。
歩く事がこれほど辛いものか考えさせられた。
平坦な舗装道路は足に堪えて来る。
靴のサイズが合わなかったこともあるだろう。
サイズの他に靴の仕様、製品にも考えさせられた。
いろいろな思いがあったが
正面に今晩の宿「金子や」が見えた時ほど・・やっと到着・・で
安堵した気持ちは嬉しかった
民宿金子やは広い駐車場に . . . 本文を読む
邪悪な心をもつものはここから先へは進めない・・
・・と言われている第19番立江寺の関所寺へ着いた。
立派な仁王門をくぐると開放的な雰囲気漂う境内が広がる。
仁王門を入ると直ぐにベンチがあった。
ザックを下ろし一息つく。
5月の陽射しが容赦なく照りつける様は疲労を更に倍化させる。
ペットボトルをザックから取り出し一気に飲み干してしまった。
近くに水飲み場があった。
本堂、大師堂を打ち終え時間が1 . . . 本文を読む
第18番恩山寺に10時10分頃着く。
徳島市内大鶴旅館からおよそ14km、2時間40分歩く。
国道55号は時々どの辺りを歩いているか、地図を確認した。
すれ違う人に出会ったら訪ねようと思っていても
誰一人として行き逢う人に出会う事が無かった。
全くの一人旅と車の騒音だけが耳に入ってくる。
歩く事にだけ集中していた。
昨夜の睡眠が疲れを取ってくれたお陰で休み無く歩き続ける事が出来た。
第18番 . . . 本文を読む