母の手術で待っている間に、各々の担当者が入れ替わり立ち代わり来て
ICUに入っている時の説明・手術に関する承諾書・褥瘡処置に関すること・入院することの承諾書
入院時の持ち物・今後の家族の考え等 手続する書類が沢山あって、
どうなるんだろう?大丈夫なのだろうか?とか考えている余裕はありませんでした。
頭の中は無の状態、言われたことを「ハイ、ハイ、」と書いていくのに精一杯でした。
やっと一段落した時に、主人に電話することを思い出して
「いつ手術が終わるかわからないから、タクシーで帰る」とだけ伝えました。
ボーとしている時間はあまりありませんでした。
9時半ごろ看護師さんが呼びに来て、
「手術が終わって、これから患者さんが来ます。コロナ感染の影響で面会禁止なので
暫らく会えませんので、お顔見てください」と言われました。
ストレッチャーに横たわった母が来て
「おばあちゃん、わかる?頑張って!大丈夫だからね!」と声をかけて母と手を握りました・
母は、手を握り返してくれて私もまたぎゅっと握りました。
ほんの10秒位の時間でした。
母が行ってしまってから、これが最後になるかもしれないと思ったら
急に熱いものがこみ上げてきました。
でもこんな所で泣いてはいけないと、ぐっとこらえて
看護師さんに入院時の荷物持ち込みの確認をして、タクシー乗り場に行き自宅に帰りました。
自宅に着いたのは10:時30分頃。
それから入院の持ち物準備と、足りないものを書き出し寝たのは2時でした。
~~~が眠れませんでした。
母の入院生活が始まり、会えない家族としては病状がわからず不安な毎日でした。
入院4日後担当医師の説明があり、その時に母の病室へ案内してくれました。
右手麻痺があり、歩行困難で寝たきり状態でしたが、
意識はしっかりしていて、一つの峠を越えられたってホッとしました。
5月下旬 母のこれからの事を相談員と面談して決めました。
なるべく早くリハビリした方がいいとの助言がありましたので、
6月8日にリハビリセンターに転院する方向で話が進みました。
転院してから1ヶ月 7月7日に医師からの説明の為リハビリセンターに行って母に会ったら、
母は自力で歩けるようになり、トイレも自分でできて食事もある程度食べられるようになってました。
「スゴイ!スゴイ!」の連発です。
「お母様は、ホントにリハビリに耐えられて頑張りました。」
「脳の萎縮もほとんどありません」との先生の言葉。
以前の母には戻っていませんが、ここまで回復してくれたことに感謝・感謝です。
退院の日も決まったので、今度はこちらが受け入れ態勢を作らなければと
私もその準備の為にまた忙しくなります
嬉しい忙しさです
ブログ読んでくださっている皆さんに、嬉しい報告が出来ました。
今後の母の様子を、これからも書いていく予定です。