権力者のしたい放題 何もいえない暗黒社会が目的 共謀罪

以下の案内が送られてきた。5月12日は東京で９条ネットの会議、新社会党の代表者会議と続く。翌日の集会なので好都合。この集会まで参加して帰ることにした。久しぶりにミントの朝練習に参加。視覚障がい者の方も３名参加されており、途中伴走する。桜通り、川端通りのジョギングコース11キロを走る。

これでもか！？笑って読み解く大共謀集会
■とき
2007年5月13日（日）13:15-16:15
■ところ
星陵会館ホール
(東京都千代田区永田町2-16-2　TEL03-3581-5650）
地下鉄有楽町線、半蔵門線、南北線永田町駅6番出口3分
http://www.seiryokai.org/kaikan.html
■集会内容
○映画上映　　
『共謀罪をとめろ』（制作：共謀罪に反対する表現者たちの会）
本年2月12人全員が無罪となった鹿児島県の志布志市事件など、共謀罪に関する動き
を追ったドキュメント

○爆笑！共謀罪　　　
ザ・ニュースペーパー　with 劇団キョウボウ

○基調講演　　　　
「国民投票法案と共謀罪」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
渡辺治さん（一橋大学教授）

○NGO活動を「テロ」と呼ばせない　　　　　　　　　　　　　　　
グリーンピース・ジャパン、アムネスティ・インターナショナル日本
移住労働者と連帯する全国ネットワーク、VAWW-NET　ジャパン　ほか

○三分間アピール

■参加費　　
1000円
■主催
5・13大共謀集会実行委員会
■連絡先
・アムネスティ・インターナショナル日本
Tel.03-3518-6777
・反差別国際運動日本委員会（IMADR-JC）
Tel.03-3568-7709
・日本消費者連盟　

以下、共謀罪反対の呼びかけ文

いかなる修正をしても　 共謀罪を認めることはできません

みなさん！
2月6日、自民党法務部会の小委員会は共謀罪の修正案の骨子を発表しました。
その内容は、共謀罪の対象犯罪を削減する、共謀罪を「テロ・組織犯罪謀議罪」と名称を変えるなどというものです。
この修正案骨子の意図が、破綻につぐ破綻を繰り返してきた共謀罪を、大幅な修正の名の下に今国会で審議入り・成立にあることはいうまでもありません。
この修正案骨子は、与党の大幅な譲歩どころか、共謀罪原案と同様に危険なものです。

修正案骨子は、名称を「テロ・組織犯罪謀議罪」としています。
そもそも、政府・与党は共謀罪の新設を国連「越境組織犯罪防止条約」にもとづくもので、条約批准のために絶対必要と説明してきました。条約は組織犯罪対策のために締結されたもので、テロ対策を目的としたものではありません。
自民党は、テロ対策といえば、共謀罪に反対する世論を沈黙させ法案を成立させることができると考えているのです。

また、共謀罪の対象犯罪を百数十に削減するとしていますが、削減したとしても共謀罪の危険な本質は何一つ変わりません。日本の刑法体系は、犯罪が実際におこなわれた既遂犯の処罰を原則とし、犯罪実行以前の共謀は、ごく例外的にしか処罰規定していません。そこに百数十もの共謀罪対象犯罪が導入されれば、日本の刑法体系は根本から転換を迫られます。

報道によれば、与党は2月中に共謀罪修正案をまとめる方向とのことです。
これは、安倍首相の、今国会での共謀罪成立をめざすという方針の具体化にほかなりません。
夏の参議院選挙を控え、与党内には、今国会での共謀罪の審議入りには慎重な声も多いとの報道もなされていますが、これはことの一面にすぎません。
政府・与党は、できることならば参議院選挙の前に共謀罪を成立させたいのです。なぜなら、夏の参議院選挙では、与党が議席を減少させる可能性が高く、そうなれば国会運営は困難になるからです。

共謀罪反対の声をさらに広げ、通常国会での共謀罪の審議入り・成立を阻止しましょう。

市民の連携で、監視社会への道をひらく共謀罪、少年法改悪、依頼者密告法案（「ゲートキーパー法」）に反対する運動をつくりあげましょう。

改憲手続法に反対しましょう。


Tel.03-5155-4765盗聴法（組織的犯罪対策法）に反対する市民連絡会