平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

「草笛を吹こうよ」 の時代は良かったですね

2008年06月02日 |  #玉島 #平田 #阪急東 #茨木市議会議員
写真は二十四の瞳 映画村のポスターから

 夜、新社会党近畿ブロックの会議。この会議で教員の置かれている実態が報告された。子どもが学校に行かないのは担任の責任とされ、不登校の家庭を毎朝訪問する教員。保護者からの担任批判があっというまの学級崩壊につながっていく、授業がなりたたない。小学生が携帯に8万円も使っていた・・・。

 評価制度で教師集団は分断され、問題がすべて個人の責任にされる学校現場。精神的にまいってしまい長期休業中の教員は増える一方。もちろん民営化された郵政、NTT、JRの職場も大変だし、民間職場は以前からそうなのかもしれないが・・・。それにしても年々働く喜びが少なくなる日本社会はどこにいくのだろう。個人の責任ではなく、社会の仕組みに原因があるのだから連帯して社会を変えるために闘う以外にない。政治的には「自・公は駄目だから民主」とはならない。民主党の内実が自民と変わらない限り、この党に期待を抱かせる立場を私はとらない。

 阪急茨木市駅から帰宅途中、降り止まぬ雨の中で「涙がこぼれて止まらないときは 丘に登って空を見て 草笛を吹こうよ」という浜田光夫と三条江梨子が歌った「草笛を吹こうよ」のメロディが頭をよぎる。橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦、三田明が歌った世界はけして歌の世界だけではなく、それらしきものが実感としても持ちえていた、そんな時代が確かにあったのである。

 もちろん世の中の矛盾はいくらもあった。しかしそれをもたらす仕組みにも気づき始めていた。高校のころ、社会党が総選挙で初めて100議席をきり、長期低落傾向が声高にいわれたものだ。危機感は抱いたが、今のどうしょうもない閉塞感、不正・不公平が大手を振る時代などは想像の範囲を超えていた。まだまだ世の中を楽観できるゆとりがあったのだ。

 そんな1960年代を生きてきた私(たち?)は幸せな世代だろう。あののびやかな時代から閉塞しきった今の社会へ。政治の世界が自・社から自公・民に劣化していくのと軌を一にしていく過程とつい重ねてしまう。つい愚痴っぽくなったが、「負けてたまるか」の気持ちは健在である。

【今日の動き】「お元気ですか」の印刷、「新社会」の配布と集金、「従軍慰安婦」問題の解決を求めての北摂ネットの段取り、反核平和の火リレーの案内発送。難民の日のビラ引き取り。
「障がい」者をめぐる問題(トイレ、標識、団体登録)について担当課からの説明を聞く。努力していたたきほんとにありがたい。

今日のyoutube(しばらくは洋楽・オールディーズ中心です)

The mamas and the papas - California dreamin

 山下けいきHP「お元気ですか」はここです。新鮮さに加え、写真の多さ、1000を越えるリンクなど、ボリューム充実です。

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