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服部良一と「青い山脈」/ 秋葉原の街頭演説

2017年10月29日 | 今日の動き #茨木市議会議員
写真はぼうごなつこさんの作品です。

 服部良一候補の選挙期間中、年配の方から「あの作曲家と一緒の名前」とよく言われました。その代表曲に「青い山脈」があります。

「青い山脈」はどこなのか。石坂洋次郎の小説は「東北地方の港町」となっていますが、青い山脈は「石坂が幼少期から目にしていた白神山地だ」という青森説と「13年も教員を務めた横手の奥羽山脈だ」という秋田説があると紹介されています。

 これが作曲者の服部良一となると、以下の記述が出てきます。

青い山脈 (曲)

 作曲者の服部良一は、著書の中で「梅田から省線に乗って、京都に向かう途中のこと、日本晴れのはるか彼方にくっきりと描く六甲山脈の連峰をながめているうちににわかに曲想がわいてきた」と記している。

 近年、これを曲解し北摂地方の山並みとしている資料もある。 そして、この列車の中で手帳に書きとめようとしたが、生憎車内は買い出しの客で満員。五線譜を書くことができない。とっさの思いつきでハーモニカの番号を書いたという。服部自身「周りの人も、闇屋が計算していると思ったのでしょうね。」と回想している。

 小説、映画、そして主題歌といろいろと話題が尽きないのは、それだけ共感を呼ぶものがあるからなのでしょうか。

 選挙の後半でしたがNHKのラジオでこの歌詞にある「古い上着」は軍服のことと解説していました。そこで今一つ、ネットで調べていくといろいろと出てくるものです。その中で紹介したくなったのが以下の永田喜嗣 (大阪府立大学 人間社会学研究科博士後期課程 人間科学専攻 歴史社会学・映画論・ドイツ文学)のエッセイ。「『青い山脈』を考える①西條八十と懺悔としての」というもの。

 この中に「映画の内容に対してどうして主題歌の歌詞がこの様に暗いイメージなのか?その違和感は何とも説明し難いもの だ。筆者自身は西條八十の『青い山脈』は新しく始まる戦後民主主義文化の始まりを封切るものではなく、過去との決別を意味しているのではないかと思えてならないのだ」とあります。

(次回:西條八十と懺悔としての『青い山脈』其の2に続きます)とあるのですが、ネットでは検索できなかったのが残念でした。

 なお「青い山脈 前編 昭和24年」が見つかりました。

【今日のメモ】
夜は玉島公民館合同委員会で文化展の相談。

【今日の情報紹介】


秋葉原の街頭演説を見てドン引きした方々は、改めて日の丸君が代強制の意味を考えてみて欲しい

大挙して日の丸を掲げ、「朝鮮人だろ」等のヘイトスピーチを行いながら、安倍首相を守り抜く戦前の特高かヤクザまがいの親衛隊。
街頭演説で安倍が登壇する前にバイオリンで演奏される君が代。

やはり、日の丸君が代強制問題に触れないわけにはいきません。

あふれるばかりの日の丸は在特会など極右団体の集会では必須アイテム。
アレを見てしまうと、もはや日の丸君が代の実態は多種多様な国民のゆる~い結合を表すシンボルではなく、完全に戦前並みの極右国粋主義、ファシズム、拝外差別主義のヘイトのシンボルと感じずにはいられません。

もちろん戦前戦中は、日の丸君が代は天皇制軍国主義のシンボルであり、敬意を払うように強制されていました。
戦後、日の丸君が代は国旗、国歌と法律で定められるされることもなく慣習的に継承されてきましたが、今のように強制などされなかったので戦前の軍国主義的な意味合いはなんとなく休眠状態になっていました。

でも、極右勢力が堂々と世に出てくるようになり、戦前の日本をあがめる彼らが戦前のように日の丸君が代を掲げ、その日の丸君が代は国旗国歌だと法律で定められ、やがてそれが強制されるにつけ、再び極右、ファシズム、拝外差別のシンボルとしての意味合いが覚醒してきました。
彼らは日の丸君が代はそういうもののシンボルだと認識しているからこそ、教育現場で処罰をもって強制するのでしょう、お前らもこの思想に従え、といわんばかりに。

強制されるまでは別に日の丸君が代をそんなに嫌だと感じてなかったけど、強制されるようになってから嫌になった、強制されるのが嫌だ、という人が多数います。
強制されるからこそ、日の丸君が代は極右のシンボルとなるのです。

極右に明確な反対の意を示すか、それとも、積極的に賛成するまでいかなくてもいいから反対せず沈黙するか、日の丸君が代強制に従うか否かは、その踏み絵に等しいです。

卒業式には日の丸を掲げ必ず君が代を口パクでなく歌え、そうしないと処罰する、教師達はそう強制されています。極右に明確な反対の意を示す者は排除してやる、と言う思惑を感じずにはいられません。内心に土足で踏み込まれるような感じ。それは小池百合子よりも熾烈な排除です。日の丸君が代は、強制される事によって、多様性を認めない排除のシンボルになりました。

日の丸君が代の強制がこのような意味合いを持つ中でそれに抗しないということは、大げさに言えば、自由や人権、民主主義、寛容な多様性社会、と言った近代の崇高な理念を自分が否定してしまうように思えるのです。

国歌と国旗は諸外国では自然発生的に生まれたり、国民が自由と人権を勝ち取っていく中で生まれたりしたものが多いですが、極右国粋主義、ファシズム、拝外差別のシンボルが国旗、国歌だなんて、そんな国、日本以外にあるんでしょうか。

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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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