がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

4号機建屋内水漏れで判明した真実・・・その1

2012年02月03日 | 原発


上の写真を見てください。

これは、単に外れているとか抜けているという写真ではありません。

完全に破断しています。

計装系のステンレス配管ですが、相当の応力がかからないとこのような状態にはなりません。

東電の発表によるとこの計装ラックは、ジェットポンプ流量を計測する為のものとの事。

とすると、原子炉内の水が直接建屋に漏洩したことになります。

さて、いつから漏洩したのか?

東電は、当初6リットルと言った漏洩量を8.5トンに修正したが、これは、使用済み燃料プールの

水位低下量から算出した値であり、作り上げた値で余りあてになりません。(この訂正があまりにも

不自然に見えるのは、私だけだろうか・・・)

事故直後から漏洩していたとしたら、原子炉の水は完全に抜け切っているはずだから、

事故後、何らかの理由で配管が破断したと考えられます。

そこで浮上するのが、1月1日の地震です。

燃料プールのスキマサージタンクの水位が下がったと報じられ、その原因は未だにはっきり

していない・・・・・

今回も同様の現象が出ていることから、この時点で配管に決定的なダメージが発生したと

考えられる。

3月の地震と1月1日の地震により配管が破断したと考えるのが自然であろう。

東電は、きっとこの事実を認めないだろうが、小径配管とはいえ破断したことは確実です。

想像するに、東電は、この事実を1月2日の段階では把握しており、その事実をどのように

発表するのか・・・そしてある程度の原因を検討する時間を確保して、さも昨日・今日見つかった

ように発表したのだろう。(今までも、これからもこの体質は変わらないのだろう)


今後を考えると、この本震+余震そして配管の腐食が加わり配管破断への不安が増大しました。

このまま、廃炉の本格作業開始までもつのだろうか? このままでは、もちません!


そして私には、もう一つ大きな疑問と不安が・・・・・明日へ続く


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