Fuego's ベジタブルガーデン  

ナチュラルガーデナー Fuegoが勧める自然流栽培の菜園ライフ♪

堆肥・腐葉土の使いかた

2019-06-17 11:04:31 | 自然栽培
自然堆肥を生成しようとすると
枯葉を使った場合は1~3年以上かかります。

だから「堆肥を作る」とすれば
使い切らないよう常に作り続けなければいけないし
堆肥化して使えるまでの時間差が生じます。

これが雑草などの草を主体とした堆肥であれば
1年以内で腐熟を始めます。

堆肥の使い方は二通りあり、
半熟状態は敷き草や床堆肥に使い
完熟状態は苗を植え付けるときの「ぼかし」や
耕土に鋤き込みます。

此処で注意しなければならないことが一つあり、
完熟を漉き込みますが完熟堆肥は強い粘性があります。

砂質耕土なら完熟を漉き込めば
通気性・排水性が抑えられ保水力が増します。

処が粘性耕土に鋤き込んだ場合は、
耕土の粘性が増す結果を招くため
保水力が過剰な環境となり通気性を損なってしまい、
漉き込んだことで耕土の環境を阻害してしまいます。

ではどうするか?

粘性土の場合は、完熟状態の投入・漉き込みをしないで
半熟状態或いは枯葉を混ぜ入れます。
ただし、形が大きく残すようにすれば
腐熟するまでにかかる時間を更に遅らせることができます。

その場合は深く混ぜ入れると、
腐熟時のガス発生により作物に生育を阻害する為
浅いところに置く程度がちょうどいいです。

従って、堆肥を作る作業をするよりは
「枯葉や枯れ草異を畝や畝間に敷く」
これで充分耕土の乾燥を押さえ
無理なく堆肥化することができます。

同然、枯れ草や枯葉に酵素や肥料を混ぜる必要もなく
ナチュラルな状態で土に馴染んできます。
そのため土中の微生物バランスも程よくなり
菌による病害の発生率も軽減されると思います。

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