モノトーンの力強さというのでしょうか。
画家の芯の部分から発する力強いエネルギーのようなものを感じる作品群だ、とはじめに見たとき感じました。
今回紹介するのは、10月10日から約2週間開催される徳田真佐子展。
丸の内の円鳥洞画廊でははじめての個展です。
円鳥洞画廊といえば、有楽町・国際フォーラムの向かいにあるオフィスビル、新東京ビルk2階の吹き抜けの壁面ギャラリーを飾る有名画廊。吹き抜けをぐるっと取り囲む絶好の展示空間を、徳田さんの絵15点が飾ります。いずれも人間が生きるということを考えさせられる重厚な作品です。これにリトグラフ8点、さらにミクストメディア3点を加えての展覧会です。
「半具象、半抽象・・・自分の中にどんな風が吹くかで、その都度作品がどちらかに揺れていく」と作家。とはいえ「白紙のまま見て欲しい」というのが作家のなによりの希望とか。是非みなさん自身の目で見て、感じて欲しい展覧会なのです。
場所は有楽町駅から国際フォーラムのコンコースを抜けて、皇居側に出た右側真向かいのビル。入口ホールの奥側、2階に広がる大きな空間です。手前左のエレベーターは2階にとまらないので、その奥の階段を登ってください。あるいは奥まで行って、右側のエレベーターだと2階に上がれるそうです。案内の看板が出るそうなので、よくご覧になってお越しくださいとのこと。
詳しくは下記まで。
悲しみを超えた存在のかたち |
内在する風 |
失ってしまったものの中に |
限界の中で生きる |
空間の静寂 |
徳田真佐子個展~内在する風~
会期 2011年10月10日(月・祝)~22日(土) 会期中無休
時間 午前11時~午後6時(最終日は4時まで)
会場 丸の内・円鳥洞画廊 東京都千代田区丸ノ内3-3-1 新東京ビル2階 ホームページ
電話03-3215-5655