1月25日、木版画の井上厚さんが編集部に。毎年恒例の版画特集のために、わざわざ青梅の工房から作品を持ってきて下さいました。(いい人ですねぇ……)
そして、今回の特集を担当する女性編集者J(入社4年目)がご挨拶。版画の魅力について質問をすると……。
「版画は一作家一技法。それぞれに工夫を凝らしているので、同じ木版画でもどうやって作っているのか、分からないことも多いんです。そこが魅力のひとつかもしれませんね」とコメント。
そのほかにも色々とアドバイスを下さったのでした。謝謝。
同日、日本画家の齋正機さんと連載の内容に関する打ち合わせをする編集者MW。好評連載「残滓牧景 M氏ノ運転シタ風景ノ記憶」も残すところあと3回。文章の細かい部分まで念入りにチェックを入れながら、共同作業でページを仕上げていきます。時に、画家の頑固さと編集者のプライドが火花を散らすことも…。でも大丈夫。
〈後に残るものだから、絶対にいいものに仕上げる〉という気持ちで結ばれている限り、心配は無用なのです。
(絆ですね。ちょっと気持ち悪いか?)
残滓牧景の3月号のテーマは「山カラ運バレテクル」。画家が父親の墓参りに帰省した時の情景が、絵さながらに美しく描かれます。お楽しみに。