スローライフ

楽しみを見つけよっかな

泣かないから。

2019-12-07 | ホメオパシー

金ちゃんも箱好き。

特に、かんたのお気に入り箱。いないすきに入る。

 

過去のまだ癒されていない自分と向き合っていると

 より昔のことが蘇ってくるのね。

 

 母親のがん告知。

今まで見ていた風景が変わりました。

青い空、緑の草木。

見る色すべてグレーに変わった。そう感じたことを今でも覚えてる。

 

 

入院してすぐのころ

おばさん(母の姉)に、お母ちゃんの前では泣かないから、って言った。

なんでだろうね、

どうしてそんなこと言ったんだろう。

家族、友達にも悲しみをぶつけることもなく、

ご臨終、お通夜、お葬式、その後も

誰かの前で泣くことはありませんでした。

 

今になって思うのは、どうしてそこまで我慢したんだろうかと。

まだ19才、一人でこの悲しみを受け止めるには辛すぎるよ。

 

一度だけ、母の外泊許可がおりて

夜は、一緒の部屋ふたりで寝ました。

その時、我慢できず布団の中で泣きました。隣の母の手を握りながら。

睡眠薬でぐっすり眠っているのがわかったので。

手のぬくもり、感触

30年たった今も忘れません。

 

 

入院中にね、

おじさん(母の弟)がお見舞いに来たときに

「姉ちゃん、姉ちゃん」って

ぼろぼろと涙を流してたの。

 

病気のことは、胃潰瘍と本人には説明。

主治医から父が説明を受けた日

とっくに家に帰ったと思っていた父の姿を偶然見てしまった母。

勘づかれてしまい、先生から本当のことを。

 

 

本当は、私も(おじさんのように)

思いっきり泣きたかったのかも知れない。

 

 

 

あまりにも気持ちを、感情をおさえつけてしまった。  なぜなんだろう。

 

もしかして

あのことだったんだろうか。

 


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