世界的備忘録

世界中で見れる私の競馬関連備忘録。中央競馬全開催のメイン、最終を淡々と予想。

第22回フェブラリーS予想

2005年02月20日 01時19分29秒 | 競馬予想関連
状況の確認から。

まず相当速い勝ち時計が出る可能性があるということ。しっかり渋った馬場できちんとした逃げ馬がいる状況なので、1分34秒台が十分見える時計が出るだろうということ。

次に現在のダート界の状況から。

昨年JCDでそれまでずっとドンに土を付けられてきたタイムパラドックスが破るということが起き、アドマイヤドンの絶対王政が続いていた状況がかなり怪しくなってきた。そこに根岸Sでとんでもないパフォーマンスを示したメイショウボーラーが割り込んできて、ついに王政がひっくり返されるかもしれないという状況に来ている。

そして過去のフェブラリーSから。

走法としては自分が見る限りピッチ有利。というか振り出して走る形が最もフィットしていて大きくバラけた走りが通用しない。あと、逃げ馬が全体的に不利。調べてみると、芝を含めて中央の古馬マイルG1において、逃げ馬が勝利したのは、ニッポーテイオー@'91安田記念とダイタクヘリオス@'86安田記念のみ(1986年以降)つまり逃げという手法自体がマイルG1に全くフィットしていないとも言える

で、印。

◎14メイショウボーラー
○11ピットファイター
▲03アドマイヤドン
△10ヒシアトラス
△07シーキングザダイヤ

迷いに迷ってボーラー本命。上にも書いたように逃げ馬が絶対的に苦しい状況で逃げを推奨するのはおかしいのかもしれない。しかし、時計が速くなり、力のない馬が小手先で上位に来られないような状況設定がなされ、しかも天敵・ドンの王位が揺らいでいる今なら、ボーラーの強烈なパフォーマンスで翻弄できる可能性があると見る。

2番手以降にもこれまでのG1戦線でドンに土を付けられた馬ではなく、まだこれから力を示していける可能性のある馬を選ぶ。

ピットファイターは前走の土がこれほどまでに嫌われていいのか?と感じる。途中で1年近くのブランクなどがありながらも必死に下から上がってきたポテンシャルは否定できるものではない。35秒台の時計も持っているので、まだ伸びしろがあると考える。

ドン自体はこの位置に。あくまでボーラーが逃げ馬の呪縛から脱皮できないならこの馬の勝ちが見えてくる。しかし、現時点では下がり目の可能性を否定できない。

ヒシアトラスは1800中心で使われている=4コーナー競馬に向いているといえるだろうが、大きな土はついていない上に走りが綺麗に振り出せるタイプ。

あと、シーキングザダイヤは距離はあきらかに好転。ただし示しているものは低く(マロニエカップ3着はいただけない)中心からは離れた位置になるのは仕方ない。

ユートピアはどうもマイルが合うというイメージばかりが先行しすぎているような印象がある。ドンを大きく飛び越えるだけの可能性がないことはもうわかってしまっているだけにいまさら拾う理由はないと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする