東京11R優駿牝馬 A
アフター、レーヴディソール。明らかな1強状態が桜花賞前に崩れ、残った馬の争い。総じてこういう状況では混沌しか残らないものだが、今年はそうではなかった。きちんと形成されていた2番手グループがさらに他馬を引き離していた。。というのが今年の構図だと思う。
はっきり、2強である。対戦成績のアトサキをやっても、桜花賞の1,2着よりも先に来た馬はいない。残っているのは少しの初対戦馬だけ。指数を見ても桜花賞以前からの数字の時点で2強を超える数字は出てこない。そして、阪神マイルが外回りになってから、桜花賞の直結度が増していること、ジュベナイルフィリーズ最先着馬が確実にオークス馬になっていること(外回りになってからのここ4年)。そこを考えても状況証拠は完全であると言わざるを得ない。
◎12ホエールキャプチャ、○09マルセリーナ。
12ホエールキャプチャは2歳の時点で逃げ、追込両方で実績を出し桜花賞でも外外を回らされてもひるむことなく最後まで伸びた。能力をコンスタントに出せるポテンシャルは随一。レーヴディソールからバトンを受けつぐ世代のリーダーだということは間違いない。しかし、前走は中間の足元不安説に加え、当日も馬が硬くなっている状態。これでは・・・と思わせたがレースではそれを感じさせなかった。デキだけ。当日のデキ如何では、という可能性はわずかに残すが単純能力ではまだ09マルセリーナに完全にヒケをとったとは思えない。
09マルセリーナ。小さい馬体に親父譲りの柔らかさを大きく秘めている。単純に「弾ける」という馬体構造である。負けた相手がレッドデイヴィスとオルフェーブルのみ。出遅れ癖はあるものの馬群脱出速度は速く一瞬のスキを見つけて潜り込める才能もある。前走ホエールがあのような状態だっただけにこのアトサキだけはまだ信頼性に低い可能性がある分、対抗とした。
3頭目は・・・正直指数を見ても2強以外が相当離れており、それがほぼブービー人気まで近くまでの大混戦となっている。この中から優劣を付けるのは相当難しく、馬券は2連勝式か単しかないとは思うのだが、一応選ぶとすれば02メデタシ。ひとまずきちんと必要な着順を確保できており、最後のキレはかなりのものを持っている。ただし直線入り口で必ず置かれる癖があり、この鞍上では追って届かずというシーンもなくはない。01ハブルバブルはスケールを多少感じるもののスピードという面では1400であっさり負けたりと信頼ならない面はある。内ベタでどこまで。16グルヴェイグも字面の人気よりは多少スケールは感じるが脚は遅そう。17マイネイサベルはデキだけは好調を続けている。まあアトサキで先に行かれている馬も多く今更感も否めない。
3頭目のコメントがいかにも否定的になってしまうように、どうしても2頭しか見えないという状態。ホエールのデキが前走よりもさらにひどくならない限り、2頭をきっちりと信頼していきたい。それくらい、違う。普段この2頭で路線を引っ張ったらもっと人気(ヘタしたら2倍切るとか)すると思うが、絶対王者に見えたレーヴがいなくなった分、これだけ(前日時点2.8倍)ついているのだと思う。素直に、素直に信頼する。
◎12ホエールキャプチャ
○09マルセリーナ
☆02メデタシ
△01ハブルバブル
△16グルヴェイグ
△17マイネイサベル
注04エリンコート
アフター、レーヴディソール。明らかな1強状態が桜花賞前に崩れ、残った馬の争い。総じてこういう状況では混沌しか残らないものだが、今年はそうではなかった。きちんと形成されていた2番手グループがさらに他馬を引き離していた。。というのが今年の構図だと思う。
はっきり、2強である。対戦成績のアトサキをやっても、桜花賞の1,2着よりも先に来た馬はいない。残っているのは少しの初対戦馬だけ。指数を見ても桜花賞以前からの数字の時点で2強を超える数字は出てこない。そして、阪神マイルが外回りになってから、桜花賞の直結度が増していること、ジュベナイルフィリーズ最先着馬が確実にオークス馬になっていること(外回りになってからのここ4年)。そこを考えても状況証拠は完全であると言わざるを得ない。
◎12ホエールキャプチャ、○09マルセリーナ。
12ホエールキャプチャは2歳の時点で逃げ、追込両方で実績を出し桜花賞でも外外を回らされてもひるむことなく最後まで伸びた。能力をコンスタントに出せるポテンシャルは随一。レーヴディソールからバトンを受けつぐ世代のリーダーだということは間違いない。しかし、前走は中間の足元不安説に加え、当日も馬が硬くなっている状態。これでは・・・と思わせたがレースではそれを感じさせなかった。デキだけ。当日のデキ如何では、という可能性はわずかに残すが単純能力ではまだ09マルセリーナに完全にヒケをとったとは思えない。
09マルセリーナ。小さい馬体に親父譲りの柔らかさを大きく秘めている。単純に「弾ける」という馬体構造である。負けた相手がレッドデイヴィスとオルフェーブルのみ。出遅れ癖はあるものの馬群脱出速度は速く一瞬のスキを見つけて潜り込める才能もある。前走ホエールがあのような状態だっただけにこのアトサキだけはまだ信頼性に低い可能性がある分、対抗とした。
3頭目は・・・正直指数を見ても2強以外が相当離れており、それがほぼブービー人気まで近くまでの大混戦となっている。この中から優劣を付けるのは相当難しく、馬券は2連勝式か単しかないとは思うのだが、一応選ぶとすれば02メデタシ。ひとまずきちんと必要な着順を確保できており、最後のキレはかなりのものを持っている。ただし直線入り口で必ず置かれる癖があり、この鞍上では追って届かずというシーンもなくはない。01ハブルバブルはスケールを多少感じるもののスピードという面では1400であっさり負けたりと信頼ならない面はある。内ベタでどこまで。16グルヴェイグも字面の人気よりは多少スケールは感じるが脚は遅そう。17マイネイサベルはデキだけは好調を続けている。まあアトサキで先に行かれている馬も多く今更感も否めない。
3頭目のコメントがいかにも否定的になってしまうように、どうしても2頭しか見えないという状態。ホエールのデキが前走よりもさらにひどくならない限り、2頭をきっちりと信頼していきたい。それくらい、違う。普段この2頭で路線を引っ張ったらもっと人気(ヘタしたら2倍切るとか)すると思うが、絶対王者に見えたレーヴがいなくなった分、これだけ(前日時点2.8倍)ついているのだと思う。素直に、素直に信頼する。
◎12ホエールキャプチャ
○09マルセリーナ
☆02メデタシ
△01ハブルバブル
△16グルヴェイグ
△17マイネイサベル
注04エリンコート