<飛沫感染肺炎ウイルス防禦三密回避環境事例=参加者登録・検温・消毒・マスク着用、換気空調、2m間隔透明アクリルカーテン仕切り/人、参加者定員:20人:70%減定員6人=0.3×20限定に準拠か>
<マスク着用はもちろん、入場時にサーモグラフィーによる検温、手指の消毒、住所登録を行い、客席は1席ごとに間を空け、収容人員1200人の半分50%の600人=0.5×1200とした。>
:::::
09/13 06:00
スポーツ報知
歌手の南こうせつ(71)が12日、長野・塩尻市のレザンホールで199日ぶりにコンサート活動を再開した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月26日の愛媛・松山市を最後に予定されていたコンサートはすべて中止、延期に。「6月ぐらいには復帰できるかな」と思っていた南だったが、感染拡大は収まらず7月、8月とスケジュール表は×××で埋まっていった。
その間、他のアーティストは配信ライブなどを行っていたが「僕らはコンサートでみんなに知ってもらい、育てられた世代だから」とファンと直接、再会できる日を待った。各地の会場でNGが続くなか、レザンホールから前向きな連絡があり、この日に向けて準備を進めてきた。
昨年、デビュー50周年を迎えた南のファンは年齢層が高いだけに感染予防を徹底。マスク着用はもちろん、入場時にサーモグラフィーによる検温、手指の消毒、住所登録を行い、客席は1席ごとに間を空け、収容人員の半分の600人とした。「ご声援、かけ声 禁止」の貼り紙、グッズ販売の中止など様々な対策を施して開演を迎えた。
オープニング曲の後の第一声は「今日、半年ぶりに歌うんです」。デビュー以来、こんなに長い間、人前で歌っていないのは初めての経験で「今、歌えることの幸せを感じながら、まだどこか感覚がつかめない感じがあります」と少しずつ自身のライブ感覚を取り戻していった。
本来なら掛け声のかかる曲でも、拳を突き上げるだけの“エアこうせつコール”を受け、「神田川」「おまえが大きくなった時」や、ぶどうの産地にちなみ「葡萄の季節」など、長めに設定した20分の休憩を挟み、14曲を熱唱。ブランクを感じさせない歌声を披露した。
久しぶりにファンの温かい空気に包まれ「自分の音楽の歴史の中に、このレザンホールは確実に残ります。忘れられないコンサートになりました」と感激の面持ち。この日、再出発のスタートラインに立ち「きっと新しい夜明けを迎えることができる。そんな気がします」と再び走り出すことを約束した。
09/13 06:00
スポーツ報知
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます