歌手、あべ静江(71)が31日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・0)にゲスト出演。
脳梗塞の闘病体験を振り返った。
あべは3月に脳梗塞を発症し、5月に復帰。
発症当時について「うろ覚え」とし、仕事場にいたことが幸いして「スタッフがおかしいって気づいてくれて良かったんです」と振り返った。
直前の異変については、「まず(自分の)お化粧が変でしたね」と告白。
「記憶にないんだけど、お化粧って高く見せたいところはハイライトを入れるけど、顔全体をブラウンにしていた。
メークの方のところに連れて行ってもらって直してもらったけど、(自分で)またダークな顔に戻してしまった」といつもと違う行動を取っていたと明かした。
後遺症はなく、「奇跡的だって言われました。
病院はコロナで大変な時期ですぐには行けなくて、救急車で待機してギリギリ間に合った」。
番組パーソナリティーでフリーアナウンサー、徳光和夫(81)が心筋梗塞の闘病体験を踏まえて「助かったときに助けられたという意識が芽生えた。
「何かそういうのは?」と聞くと、あべは「本当にその通り。自分の力ではない。(発症当時に)運良く仕事があったっていうこと。
仕事がなければ気づかない可能性があった。
いろんな要素が、そのときの状況がすべて動いてくれた。
「ありがとうって気持ち」と一命を取り留めたことに感謝した。