世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

超高速タッチ&ゴーサービス

2018-04-18 10:41:59 | 連絡
60GHz帯ミリ波短距離無線先行規格(開発開始2005年~開発終了2009年)IEEE802.15.3c及び共存する後続規格(開発開始2008年~開発終了2012年)IEEE802.11.TGadの波及効果が期待されている IEEE 802.11aj(China MM-Wave , 2012年8月~)規格開発活動が進められています。引き続いて、次期規格IEEE802.11ay(Next Generation 60 GHz , 2015年3月開始~)開発が行われています。更に、IEEE802.15.3c 派生規格の
(1) IEEE 802.15.3d™-2017, Standard for High Data Rate Wireless Multi-Media Networks--Amendment 2: 100 Gb/s Wireless Switched Point-to-Point Physical Layer:(This standard defines PHY and MAC specifications for high data rate wireless connectivity (typically over 200 Mb/s) with fixed, portable and moving devices. Data rates are high enough to satisfy a set of consumer multimedia industry needs, as well as to support emerging wireless switched point-to- point and high rate close proximity point to point applications.)(出典2.3.2.1)、
(出典2.3.2.1)http://standards.ieee.org/news/swire/index.html#std4
続いて
(2)IEEE802.15.3e(close proximity high rate communications to service the transmission and rapid exchange of large data files based on close proximity, point-to-point connections, potentially to large numbers of mobile devices in the same space, 2015年3月~2017年3月) 規格開発が行われました。(出典2.3.2.2)
(出典2.3.2.2)
・CRITERIA FOR STANDARDS DEVELOPMENT (CSD), doc.15-14-0716-05-003e-sg3e-draft-csd
・As submitted to NesCom-based on DCN15-14-0715-04-003e-sg3e-draft-par, 25-Jan-2015
・Proposed project timeline, doc.15-15-0208-03-003e, https://www.transferjet.org/ja/news/press/PR-J-IEEE802153e_final.pdf
2017/6/9、ソニー発の近接無線技術、苦節9年でIEEE規格に、http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/060807895/?rt=nocnt
2017/6/16、TransferJet とIEEE802.15.3e ,http://iot-jp.com/iotsummary/iotstandard/ieee802-15-3e/.html
Y/M/Dタッチ&ゴーで改札を通過できます。Suica 誕生までの軌跡、http://www.jreast.co.jp/development/story/
2017/9/7、JR東日本とセントラル警備保障が2017年9月7日(木)、交通系ICカード「Suica」「PASMO」を使った子ども見守りサービス「まもレール」を開始すると発表しました。JR東日本グループが推進する、子育て支援を通じた地域活性化事業「HAPPY CHILD PROJECT」の一環。子どもが「Suica」「PASMO」で対象駅の自動改札を通過すると、保護者のスマートフォンなどの携帯端末に「利用駅」「通過時刻」「チャージ残高」が通知される仕組みです。電子メールのほか、「JR東日本アプリ」で通知させることもできます。https://trafficnews.jp/post/78487
2017/12/5、Suicaだけで新幹線の自由席に乗れる「タッチでGo! 新幹線」導入、https://trafficnews.jp/post/79173
2018/4/7、ICカードなどに搭載されているフェリカは、iPhone8からは世界標準モデルに搭載され、主要な電子マネーに対応。訪日外国人も手持ちのiPhoneで決済できる。JR東日本によれば、16年のiPhoneへのフェリカ採用から約1年間で「モバイルスイカの会員数が約99万人増え、約20%増となった」という。JR東日本は13年に情報ビジネスセンターを立ち上げ、情報ビジネスを推進。「スイカから得た統計情報を活用し、店舗開発などに役立てている」(広報)。 フェリカを手がけるソニーは、これを機に海外展開を積極化している。外国人の訪日時にフェリカ利用のメリットを感じてもらい、海外での採用拡大につなげたい考えだ。海外で流通するICカードやモバイル端末などへの採用を働きかけるほか、旅行会社などと連携し、訪日客がスムーズにフェリカを使えるような仕組みの構築も視野に入れる。この動きは政府が進める鉄道インフラ輸出とも連動する。ベトナムでは採用に向けた協議を継続中で、インドやミャンマーを含めアジア諸国への提案を強化する。JR東日本も「IC乗車券や電子マネーのノウハウのうち、何が海外で活用できるかを見極めて可能性を検討する」(広報)方針だ。海外展開の拡大に向けて、布石は打たれた。
フェリカの海外参入の機会が高まっている一方、国内は海外の新興勢力が手を伸ばす。そこで拡大が見込まれるのが、中国を中心に利用者が急増中のQRコードを使った決済方式。スマホの画面や、店頭のレジに表示したQRコードを読み取って決済する。代表格は中国アリババが展開する「支付宝」(アリペイ)や、同テンセントの「微信支付」(ウィーチャットペイ)だ。中国からのインバウンドを見据え、国内でもイオンやローソン、家電量販店、百貨店など小売業を中心に、対応が拡大している。 アリペイやウィーチャットペイは日本だけでなく、東南アジアへの進出をもくろむ。ただし決済手数料でもうけるのが目的ではない。その狙いはデータを活用したプラットフォームビジネスだ。決済を押さえることは、消費者との接点を押さえることだ。すでに世界の多くの事業者が、決済そのものではなく、支払う行動から得られるデータに価値を見いだしている。アリペイなどが積極展開するのも、「ユーザーの個人情報を得てビッグデータ(大量データ)を活用し、ビジネスにつなげる狙いがある」(田中上級コンサルタント)。普及拡大に向けて動きだしたフェリカ。だが、国内では電子マネー業者が乱立して、それぞれの囲い込み戦略から抜け出せないでいる。決済システムもそれぞれ個別に構築する必要があり、このままでは新しい決済方式にシェアを奪われる可能性もある。「各社の垣根を越えて新たな仕組みを作れるか、流通業者なども巻き込んで議論する必要がある」(田中上級コンサルタント)。 国内のフェリカ利用のシェアが縮小すれば、インバウンドを狙ったフェリカのグローバル展開にも影響が出る。そうなれば消費者の決済行動を元にしたデータビジネスに乗り遅れ、次世代の事業展開が難しくなることも考えられる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00010005-newswitch-ind&p=2