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弧状列島,世界化,新型コロナウイルス=武漢離陸肺炎ウイルス=にインフル薬「アビガン」、治験と量産開始へ

2020-03-29 12:12:53 | 連絡
<富士フイルム富山化学、副作用解消特許「新アビガン」臨床研究成果発表か>
<日医工、 副作用解消特許「新フサン」臨床研究成果発表か>
<「アビガン」(一般名ファビピラビル)、「フサン」(一般名ナファモスタットメシル酸塩)国産化率160%、国内消費率100%、海外輸出比率60%、海外貿易収支黒字化寄与、国家財政黒字化寄与、福祉予算財源増加、消費税軽減、貧富格差解消、自由民主主義日本の継続的な繁栄に寄与か>
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安倍晋三首相は28日、首相官邸で記者会見し、新型コロナウイルスに感染した患者に対し、臨床研究(観察研究)として使い始めている新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(一般名ファビピラビル)について、薬事承認を目指す考えを示した。(注1)「正式に承認するに当たって必要となる治験プロセスも開始する考えだ」と述べた。
 アビガンは新型インフルエンザ治療薬として備蓄されているが、中国で新型コロナウイルスの治療効果が確認されたとの報告が出ている。安倍首相は「世界の多くの国から関心が寄せられている」として、薬の量産を開始するとした。
 ただ、アビガンについては妊婦が服用すると胎児に副作用が出るおそれが指摘され、新型インフルエンザ薬としても従来の治療薬では効果がないか不十分なときに限って使用が認められている。
 また、膵炎(すいえん)の治療薬「フサン」(一般名ナファモスタットメシル酸塩)についても、観察研究として、新型コロナウイルスに感染した患者に対し、事前に同意を得たうえで使い始める考えも表明した。(小林舞子、三上元)

(注1)2020年3月19日
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橋本 宗明
はしもと・ひろあき
日経ビジネス編集委員 日経バイオテク編集委員
1987年京都大学農学部卒業、同年日経マグロウヒル社(現日経BP)に入社。医学雑誌の日経メディカル、医療経営誌の日経ヘルスケア、健康誌の日経ヘルス、日経ビジネス、日経バイオビジネスなどを経て、2006年にバイオ産業の専門ニューズレター日経バイオテクの編集長に就任。以来、一時薬剤師向けの日経ドラッグインフォメーションの編集長を務めるが、10年以上にわたって日経バイオテク編集長を務め、日本のバイオテクノロジー産業や医薬品業界の研究開発と産業化の動向を報道してきた。
※このプロフィールは、著者が日経ビジネス電子版に記事を最後に執筆した時点のものです。
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「中国での「アビガン有効」を喜べない富士フイルム」
中国の科学技術省の張新民主任は3月17日に北京で開いた記者会見で、富士フイルムホールディングス(HD)の100%子会社である富士フイルム富山化学(東京・中央)が創出した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」が、新型コロナウイルスの治療に有効だと発表した。有効成分であるファビピラビルの臨床試験で良好な結果を得たとし、「今後、中国内の医療機関に対し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の診療ガイドラインへの掲載を推奨する」などと語った。
しかしながら、このニュースが富士フイルムHDの業績に直接影響することはなさそうだ。ファビピラビルの物質特許は中国では既に切れており、臨床試験では中国の製薬企業が製造したジェネリックが使われた。富士フイルム側は16年6月に中国の大手製薬企業である浙江海正薬業とファビピラビルの特許ライセンス契約を締結して、開発・製造・販売する権利を供与していたが、その契約は既に終了している。浙江海正薬業など、現地の製薬企業が製造するファビピラビルが仮に中国で広く使われたとしても、富士フイルム側にライセンス料などが入ってくるわけではないのだ。
そもそもアビガンは14年に抗インフルエンザ薬として日本で承認されているが、通常の医療用医薬品とは扱いが大きく異なる。「他の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分な新型または再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、本剤を当該インフルエンザウイルスへの対策に使用すると国が判断した場合にのみ、患者への投与が検討される」とされ、厚生労働大臣の要請がない限り販売はできない。
(注2)
ジェネリック(後発)医薬品大手の日医工(4541)が3連騰した。午後1時08分現在、前日比229円(20.32%)高の1356円と東証1部の値上がり率2位で推移している。一時は制限値幅上限の同300円高の1427円ストップ高まで上伸した。 18日に東大の井上純一郎教授らが、急性膵炎などの治療薬として使用されている「ナファモスタット」が新型コロナウイルス感染症に有効な可能性があると発表し、買い材料視された。同剤は日本国内で開発された薬剤で、開発元の当社が「フサン」名で発売している。現在では特許が切れているが、後発医薬品としての販売も手がけている。18日にはリマプロストアルファデクス錠の製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表し、ストップ高まで買われた余勢も駆っている。

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