ウクライナが、ロシアと北朝鮮の関係強化に警戒を強めている。
国営通信ウクルインフォルムは15日、情報機関の当局者の話として、計約3千人の北朝鮮人がロシア軍の複数の部隊に所属していると伝えた。
ウクライナへの全面侵攻を続けるロシアはこれまで、北朝鮮から弾薬やミサイルの供与を受けていると、米国などから指摘されてきた。
ウクライナ当局も、今年1月にウクライナ北東部ハルキウで使われたミサイルが北朝鮮製だったと断言している。
また、韓国の金竜顕(キムヨンヒョン)国防相は今月8日、ウクライナ東部ドネツク州で北朝鮮軍の士官6人が死亡したとの報道について、「事実である可能性が高い」との見方を示した。
15日のウクルインフォルムの報道では、北朝鮮兵は、ウクライナと国境を接するロシア領のクルスク、ブリャンスク両州で確認された。
また、ウクライナ・プラウダは15日、当局者の話として、ロシア軍が北朝鮮兵で構成される「ブリヤート特別大隊」を編成したと報道。
18人がすでに脱走したことも伝えた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます