沖縄・宮古島沖の海底で確認された陸上自衛隊のヘリの引き揚げに向けた作業が2日午前から始まった。
同日中に、防衛省から委託を受けた民間船舶のクレーンが機体を包んだネットを引き揚げ、水抜きして船上に載せる見通し。
防衛省によると、最初に引き揚げるのは機体の主要部。
胴体部分のほか、操縦席、尾翼部分も含まれると思われるという。
状況次第で、午後にも海底に散らばった他の部品を集めて容器に収納して回収する可能性があるという。
現場海域を見晴らせる場所からは、民間船舶が午前7時50分ごろ、現場海域に到着したのが見えた。
同8時20分ごろ、機体回収の作業を進める無人潜水機(ROV)を海中に入れる様子が確認できた。(成沢解語、小野太郎)
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