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ザ人物伝 パーキンソン病と闘うマイケル・J・フォックス、ポジティブに生きるためのヒントを語る

2022-01-08 11:57:23 | 連絡
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2020/11/04 
By Yoko Nagasaka

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで一世を風靡したマイケル・J・フォックス。病気と闘う中で希望を失わないための方法について語った。

1998年にパーキンソン病であることを告白したマイケル・J・フォックス。まもなく回顧録『No Time Like the Future』を出版する。その中で綴った、人生で最悪の瞬間について雑誌『ピープル』に語っている。
インタビューで2018年に脊髄に異常があると診断されたことを振り返ったマイケル。これは1991年に発病したパーキンソン病とは関係のないものだったという。「腫瘍が脊髄を圧迫していた。手術をしなければ麻痺してしまうと言われた」と語っている。手術は無事に成功。彼は俳優業に復帰するためにリハビリを始め、歩けるようにまで回復した。
しかし撮影の当日キッチンで転んで腕を折ってしまう。「間違いなく人生で最悪の瞬間だった。ただ倒れてしまったんだ。キッチンの壁に寄りかかって救急車を待ちながら『まさにどん底だ』って思っていた。
すべてに疑問を抱いた瞬間だった。こんな状態で明るい顔なんてできない。
これにいい面も明るい面もない。後悔と痛みがあるだけだって思ったんだ」。パーキンソン病と闘いつつも希望を失わなかった彼だが、このときには楽観的な見方ができなくなったという。
でもその怪我の療養中に人生に対する見方が再び変わったという。ベッドから動けず1970年代のテレビ番組の再放送を見て過ごしているとき
「楽観主義は感謝から生まれるものだ」と悟ったという。
「感謝の気持ちに立ち返ることができれば、楽観的な見方を持ち続けられる。それは受け入れることから生まれるんだ。起きたことをそのまま受け入れる。それは現状を変えようという努力ができないという意味ではない。
それに起きたことを自分への罰や自己犠牲として受け入れるということでもない。起きたことを正しい場所に受け止めるということなんだ。
そして生きていかなくてはならない残りの人生がどれだけあるかを見る。
そうすれば前進できる」。
マイケルは来年60歳。「それまで僕が感謝していなかったわけではないけれど、どん底をくぐり抜けたことでその気持ちは深くなった」という。
「今の僕の生活は静かで、とてもいい時間を過ごせているよ。みんなは信じないけれど、僕は人生を愛している。家族や妻といられるのも、昔やっていた多くの無駄なことをしていないのも気に入っている。
僕には今、その時間もエネルギーもないからね」。今もパーキンソン病という難病と闘いつつ俳優として活躍しているマイケル。
この病気の研究や啓蒙活動のために財団を設立し、患者や研究者の支援活動にも取り組んでいる。
彼のポジティブな人生哲学、希望を失わない生き方は多くの人を勇気付けるはず。



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