タイムズスクエア
アッパーイースト64丁目に住んでいた時に、ウエストサイドに行くために、ハンターカレッジの所から、
ウエスト行のバスに乗りました。
セントラルパークを通ってウエストに行くこのバスは、とても魅力があったのです。
いろいろと、たのしんだあとに、このバスに乗ると、時々、ベージュのゴールデンレトリバーを連れた目の見えない男性が良く乗ってきていました。
背が高く、とても美しい顔をしていました。
彼は、自分の美しさを一生見られないのだと思うと、とてもかわいそうな気がしました。
犬のほうはバスに乗った途端、寝てしまうのです。とても疲れているようでした。
背の高い彼について歩くのは、大変なのだろうと、とてもかわいそうに思いました。
絵のような風景でした。