NewYork 9.11テロ 天国から地獄へ

2011・9・11日NY Manhattanの37・38階で、私は恐怖の中に。
「歴史の生き証人」として語り継ぎたい。

9.11 NYテロその2

2005-09-15 15:59:56 | Weblog

 

 

 

 TIME誌より

 

 goharuny

 

 

 客機2機がワールドトレードセンターに突っ込んだ。

 NY Manhattan のみに放映されているTV局の New York 1(One)では、まだ事実のみで、テロとは伝えていなかった。

テレビ画面の向こうにものすごい煙が見える。

何が起こったのか、早く情報がほしい。

 でもこんな時メディアは、事実以外は伝えないのだ。

あせりの中でこのことをじみじみと感じた。

・ こんな時、何をすればいいのだろうか。

 

セントラルパークが、眼前に広がりその向こうには、

アッパーウエーストのオノヨーコの住むダコタハウス、

シュワルツネッカー、メリルストリープの住むコンドミアムが広がっている。

 180度の展望のあるマンハッタンでも数少ないコンドミアムで、ただ一人私は、しばし呆然としていた。

 

 この夢のような展望が、恐怖に変わろうとは。

 このただならぬ出来事。

次は、このビルが狙われるのではないか。

飛行機が突っ込んでくるのではないか。

 

 急に恐ろしさにいてもたってもいられなくなった。夫への連絡の方法はない。

 

 私は、いまフラワーアレンジメントのデプロマ取得のため、講義合格後の170時間インターンシップが終わり、NYの有名な高級フラワーショップで、個人的な修行に入っていた。

 

 夫の会社からの連絡に立たなくてはならない。

即座にそう思い、フラワーショップに、休みの連絡をした。

 パスポートと銀行カード、有り金全部をウエストポーチに入れ、とりあえずエレベーターで、1階に行く。

 

コンシェルジェに様子を尋ねる。

ドアマンも、コンシェルジェもおろおろしている。

「 Oho!! クレイジィー」と。 「パ-ルハーバーだ!!」と。

(アメリカが攻撃されてのは、パールバー以来の2回目なのだとか。)

 

とりあえず、帰国のためのお金をおろさなくては。

 階下の銀行 City Bank に行く。セキュリティがかかっていて、カードでは、いくらもおりなかった。

窓口に行く。すでに10人くらいの行列があった。$500おろそうとした。

 窓口の黒人女性が、ものすごい早口で何かをわめく。「帰国にお金がいるので、$500おろしてほしい」と訴えた。誰もが、パニック状態だった。

2日後に冷静になって数えたら、$50しかなく真っ青。

いくら数えても$50なのだ。銀行記載は確かに$50になっている。

 窓口のお姉さんは、「セキュリティ上$50が限界」と言っていたのだ。

 

 当分の食料もいる

隣のフードエンポリアム(大型スーパー)に行く。

 

おお何と、ここも長蛇の列だよ。

 30人位の列が4列もできている。

仕方なく列の後ろにつく。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿