河口でカモを見ていた時、頭の上をミサゴが通過して行った。双眼鏡で追いかけて行くと防波堤を超えたあたりでホバリングを始めた。急いで防波堤に上がりその場へ向かうと、そこは養魚場であった。ミサゴにとってはこんないい狩場はないだろう。養魚場の人には気の毒だが。
ミサゴはﾀｶ目ﾐｻｺﾞ科ﾐｻｺﾞ属の1科1属1種の鳥で魚食性である。だからミサゴがいる所は海・川・沼・池などだが、この日撮影したミサゴは防潮堤の海とは反対側に飛んで行き戻ってきたときにはヒヨドリ大の鳥を掴んでいた。この個体は胸の褐色帯の幅や額の褐色の軸斑などから雌成鳥と思われるが、この時期繁殖はどうなっているのだろうと心配してしまう。
水の引いた干潟に下りたﾐｻｺﾞ雌成鳥
飛び上がれなかったﾐｻｺﾞ。捕らえられたｻｶﾅはかなり抵抗しているのだろうか。ﾐｻｺﾞの表情からは分からない。
再び飛び上がりそうだ
飛び上がったﾐｻｺﾞ。足に捕らえた魚が見えた
そして、お見事。どうだとばかりのドヤ顔に見える
今度は大丈夫だろう
水面から飛び上がったﾐｻｺﾞの足指にはマブナだろうか大きな魚が捕らえられていた
さあこれから上昇と思ったら何か様子がおかしい
再び水の中に
羽を広げて沈まないようにしていた。獲物はどうなったのだろう。
