野鳥見楽

野鳥を見て楽しみ、聞いて楽しみ、撮って楽しむ

セイタカシギ

2023年09月29日 | セイタカシギ科

この日、出会えたシギはアカシシギ1・キアシシギ3・イソシギ1・ハマシギ1そしてこのセイタカシキでこの時期にしては数も種類もかなり少なかった。これも9月になっても異常な暑さで渡りが遅れているのだろうか。とは言え数がが少ないだけセイタカシギの写真をじっくり時間をかけて撮影できた。この鳥はスタイルが良いのもさながら実に可愛らしい鳥である。

この個体は背中の上面が黒褐色なので雌のようだ。雄は青黒色をしている。

カニを捕らえた。そして一度水の中に落として再び銜えた。洗っているように見えたのだが実際はハサミだけを銜えて頸を振って取り除いていたのだ。

タイトルを付けるならば「沼の妖精」

後ろはコサギ

 

 


トウネン

2023年09月16日 | シギ科

シギ科の中で名前に○○シギと付かないないのはトウネン、オジロトウネン、ヨーロッパトウネン、キリアイの4種で皆シギの中では最も小型に属する。トウネンの名前の由来はそんなことから江戸時代にその年生まれた子 当年子(とうねご)からきているそうだ。渡りの時期には普通に数多く見られるシギだが潮の時間帯が悪かったのかこの日はたったの2羽だけだった。


アカアシシギ

2023年09月12日 | シギ科

9月なのにまだまだ暑い。とはいえシギ・チの渡りの時期なので出かけてみた。この暑さのせいなのか、釣り人は結構いたのだがバーダーは見当たらなかった。居ないというのは好都合なのだが肝心のシギ・チも見当たらない。と思っていたらハヤブサが現われシギを追いかけまわしていた。ハヤブサは胸から腹にかけて縦斑が見えたので若鳥のようだ。経験が浅いのか結局狩りは失敗。ハヤブサはどこかに飛んで行った。だがこれでシギもいなくなってしまった。それでもねばって歩いていたら、先ほどハヤブサに追いかけられていたシギだろうか草叢の中に潜んでいた。アカアシシギだ。暫く様子を見ていたら草叢の中から出てきてカニを啄んでいた。嘴と足は赤味が鈍いので幼鳥と思われる。