アオゲラが少し離れているところでﾋｮｰﾋｮｰと鳴いていたかと思っていたら、直ぐ近くの枯れた松の木に来ていた。この木はいろいろな種の鳥が利用する。確認しただけでｻｼﾊﾞ・ｱｵｹﾞﾗ・ｱｶｹﾞﾗ・ﾓｽﾞ・ｱｵﾊﾞﾄ・ｶｹｽ･ﾊｼﾎﾞｿｶﾞﾗｽ・ｲｶﾙ・ｸﾛﾂｸﾞﾐ・ｵｵﾙﾘ・ﾎｵｼﾞﾛ・ｼｼﾞｭｳｶﾗ・ｴﾅｶﾞなど。時折上空にｸﾏﾀｶが現れるときある。
アカゲラが頭上に現れ真近で見ることができた。キツツキの特徴は幹をつついて穴を開けるのみのようなくちばし、木の中に潜む幼虫を舐めとる非常に長い舌、幹に垂直に止まることができる鋭い足指と硬くて丈夫な尾羽だ。キツツキは他の鳥が捕ることができない木の皮の内側や幹の中にいる害虫の幼虫を捕食してくれる益鳥なのだ。さらに開けた穴はカラ類・ムクドリ類の他の鳥やリス・モモンガ・コウモリ・ネズミ・ヘビなどの動物が巣やねぐらに利用するなどかなり貢献しているといえる。
長い舌が見えた
NIKON D200, AF-S NIKKOR 70-200mmｆ2.8G ED VRⅡ+AF-S TELECONVERTER TC-20E (400mm),F/5.6（露出補正-0.3） 1/180 ISO-800
ｷﾂﾂｷの仲間は木に垂直に止まる。これは短足で足指が他の鳥は前3本、後ろ1本に対して前2後2である。更に第3の足が硬くて頑丈な尾羽である。木に止まっているときは常に尾羽が木にくっついている３点指示体制である。
NIKON D200, AF-S NIKKOR 70-200mmｆ2.8G ED VRⅡ+AF-S TELECONVERTER TC-20E (400mm),F/5.6（露出補正-0.3） 1/250 ISO-800