ラルフの日記

お星様になったゴールデンのラルフと昨年お空にいってしまったピレのルーク☆
そして現在、3代目のピレ、エルモの毎日です☆

抗がん剤投与 3回目

2013年01月31日 19時08分03秒 | ラルフ
1月25日

3回目の抗がん剤を投与しました。

この時から今日で6日目、薬の効き方からして、今日あたりが一番効いてくるはずなのですが
3回目の今回、すでにラルフには効きが悪くなってきたようです

抗がん剤治療を始める前に、いろいろな話をされて、この薬も徐々に効かなくなってくるという説明も受けたけれど
こんなに早く効かなくなってくるなんて
確かに今回投与する前に、先生に違う薬の話もされて、それは抗がん剤のように腫瘍そのものを
攻撃するタイプの薬ではなく、少しずつ毎日、または数日おきに経口投与するタイプで
腫瘍が大きくなるのを遅くするものだと説明されました。
リスクはほとんど無く、でも効果のほどはというと、わからない。もしかしたら効かないかもしれない。
そう言われて「どうしますか?」と聞かれても「それじゃぁ、それでお願いします。」とも即答できず
3回目の効果を見て次回決めます。と返事をしたけれど・・・。

当のラルフは腫瘍が大きくなったのでものを食べる時に少し食べづらそう。
今日はほんの少しだけ、鼻血を出した

でもその他はびっくりするくらい元気で、今日も父の店に連れて行ったら建物の2階にある店の階段(けっこう急)を
がんがん登ろうとして、その様子が顔は上に行こうと店の玄関を見てるんだけど
どうしたって体がついて来ない
ハーネスで少し持ち上げて補助してやると、自分は登っているつもりなので手足をバタバタ
すごい勢いで登って行きました
下りは私に抱えられて降りましたが
 


                 


ゆっくりだけど、足取りもしっかりしています

こうしていると大きな腫瘍を抱えているようには見えないんですけどね。
次回の通院で、ほかの薬をお願いしてみようと思います。


15歳3ヶ月の月誕生日

2013年01月22日 22時31分13秒 | ラルフ
1月20日(日)

今月も、無事に月誕生日を迎えることができました

ありがとう

ラルフの状態は落ち着いていますが、抗がん剤が効いて一旦は収縮する肥満細胞腫が
一晩経つとまた大きくなっていたりします。

でもラルフは元気で食欲旺盛で、自分ではまだ以前と変わらず動けるつもりでいるから
寝る前のトイレで庭に出るときも高さ50センチ強の縁側から飛び降りようとするし
飛び乗ろうともするし(そして尻餅をついてコケる
そんな風に思わず治ったんじゃないかと錯覚しそうな動きをしたりするのに、先生からは
内臓に転移していてもおかしくないとか、喉の腫瘍が破裂しないように、ぶつけないように、
細心の注意を・・・とか言われ、大量の薬を出されると
「あぁ、そうだった、1ヶ月前は鼻血ぶーぶー出して朦朧として危なかったんだよな・・。」と
思い返して、ただひたすらに過保護に甘やかして過ごしています。

来月の20日も「今月も過保護に元気に過ごしました。」とブログにアップできますように


大好きな近所のおばちゃんから採れたての春キャベツをもらって
その場で丸かじり。


時々こんなふうにぼーっとしてみたり


近頃ラルフの方が登場が多くて何かを企むワルい顔のシロ( ̄∀ ̄)


 
今日のわんごはん馬肉・根菜スープ(人参・大根・蓮根・じゃがいも)・発酵パパイヤ・その他サプリ           
                                   


抗がん剤投与 2回目

2013年01月14日 12時23分19秒 | ラルフ
1月11日

ラルフに2回目の抗がん剤を投与してきました。
前回から2週間、一度縮小した腫瘍が少し肥大して硬くなった感じがあり、
最初に言われたとおり、ほぼ2週間で効果が切れることを実感しました。
でも1度目の時から鼻血は出ておらず、食欲も変わらず体重も28キロをキープ。

ただ、右側の口、広角の内側に転移と思われる新たな腫瘍ができてしまい日に日に大きくなり
2回目の抗がん剤投与の前は直径2センチ、厚み7~8ミリくらいになっていました。
この時点では何かを食べる時もちょっと食べづらそう。

そして11日の午後、白血球のチェックをしてから2回目投与。
検査結果は、なんと35000あった白血球が標準値の15000まで落ちていました!
それはいいけど、先生、この日はなぜか注射針指すのがあまりお上手ではなく
前足は両方失敗
後ろ足でやります、と最初に後ろの左足、体毛もっさりのラルフ、血管が見つけにくいので
後ろ足の毛をちょっと剃られ・・・・・ぶっとい静脈注射の針をブスっと・・・失敗
痛々しい
すると先生、「お母さん、ちょっと出ててもらえますか?」・・・って
4回目失敗したら承知しないわよと視線で伝えて診察室を出ると、4回目はどうやら
すんなり出来たもよう。ほんとか?でも見てないから信用するしかないけど

投与した翌日12日と昨日の13日はちょっとだるそうでトイレに外に出しても後ろ足がもつれて
尻もちをついてしまったり、目も涙目で普段ほとんど出ない目やにがでていたり
見るからに調子がいまいちな感じでしたが、3日目の本日、14日は顔つきもしっかりして
足ももつれず、落ち着いたようです。
そして驚いたのはほっぺたの内側の腫瘍が7割位の大きさにになっていました
これも一時的だとは思いますが、腫瘍が小さくなるということは私もラルフも気持ち的に少し安心・・・

今月も月誕生日、美味しいもの食べようね


抗がん剤の翌日、ちょっとぽやっとしていました


馬肉で体力、免疫力アップ
                     
                   体重がエライことになっていたのでおからでダイエット
                   る:「腹へった・・・ 


今日はラルルー地方も雪が降ってとっても寒いです

第61回 野村狂言座@宝生能楽堂 を観る

2013年01月11日 00時00分00秒 | 萬斎
例によって 長いです

1月10日木曜日、水道橋にある宝生能楽堂へ毎年定期的に行われている野村狂言座を観に行ってきました。
実はさまざまな事情で行く予定ではなかった狂言座、当然チケットも取っていなかったのですが
やはり狂言が好きで私よりずっと前から狂言観賞されていた日頃からお世話になっている知り合いの方が
予定が重なり行けなくなってしまったからとチケットを譲ってくださったのでした。

そんなわけで急遽うにまいすさんを誘って今年初めての狂言観賞、しかも最前列

年初めは地方公演が多いので東京での公演もこれが初めてということで、
演目もお正月に絡めた祝言性の濃い内容のものでした。


まずは狂言座では初めての解説を仰せつかった、と普段狂言を演じている姿からは想像できないくらい
緊張されていた深田さんの解説。
あれだけ場数を踏まれている方でも解説となると緊張されるんですねぇ(^^;


素囃子 「男 舞」


狂言

「鍋 八 撥」(なべやつばち)

■鍋 売   高野 和憲
■羯鼓売り  中村 修一
■目 代   竹山 悠樹

あらすじ

所の目代が新しく市場を立てるので、一番乗りした者を、その市場の代表(市司いちのつかさ)とする高札を出した。
市場の代表になると、当然商品を一番良い場所に置くことが出来るほか、万蔵公事(税金)が免除がされるという。 

夜明け前、まず羯鼓売りが現れて一の店に着くがまだ朝までには時間があるのでそこで一眠りしていると、
一足遅れた浅鍋売りがやってくる。

浅鍋売りは 「ややっ!!先を越された!」と悔しがるが都合のいい事に相手は眠りこけている。
抜き足差し足忍び足で一番乗りのふりをして羯鼓売りの前に陣取って眠り始める。

一番乗りをした羯鼓売りは目を覚まして自分こそが一番である、と諍いになる。
そこで目代が現れ仲裁に入るも、お互い一歩も譲らない。

それでは、と目代は二人が勝負をして勝っている方に市司にしようと提案。

「では棒を振って見せましょう。」と羯鼓売りが羯鼓を括りつけていた棒を勇ましく振る
次は鍋売り。・・といわれても棒がない。
「棒を貸してくだされ」とお願いするも、「自分の持ち物でせい」と言われ已む無く「浅鍋」を振り回す。
次は羯鼓売りが羯鼓を打ちながら舞う。
撥のない鍋売りが、羯鼓を借りようとしてもやはり「自分の持ち物でせい」と言われ、
仕方なく「浅鍋」を胴に括りつけて舞おうとする。
そうしてわざと意地悪をする羯鼓売りに悔しさ隠せない鍋売りだが、スマートな羯鼓売りの芸を盗み見ながら
それを真似る浅鍋売のぎこちない動きに大笑い
最後は身軽な鞨鼓売りが囃子に合わせて身軽に水車返り(側転)をしながら舞い興じるが
負けじと鍋売りも真似をしてみるが、どうもイケてない。
そのうち胴に括りつけた浅鍋が自分の下敷きになってしまってとうとう割ってしまうが「数が増えてめでたい」と終わる。

高野さんの鍋売の動きがどうにもどんくさくて、でも愛嬌があって、ほんとに面白かった
羯鼓売りの中村君、本当に水車のようにくるんくるんと回りながら幕に入っていきました。お見事~



「素 袍 落」(すおうおとし)

■太郎冠者  石田 幸雄
■主     内藤 連
■伯  父  野村 万作

あらすじ

突然伊勢参宮を思い立った主人は、召使いの太郎冠者に、かねてからその約束をしていた伯父に知らせるように言い付けます。
急なことだったので、伯父はこの度は参宮を断ることにするが供をする太郎冠者を察して
好きな酒をたっぷり飲ませてやります。
次第にいい気分になっていく太郎冠者、自分に優しくしてくれる伯父を褒めちぎり、
逆に主人の悪口を言って、意見をしてくれるように頼みます。
伯父は餞別に素袍をやろうとしますが、太郎冠者は主人から土産の心配をしなくてはならなくなるから、
餞別を貰わぬようにと言われていました。
伯父は、伊勢についてからそっと出して着て自分の名代として参詣してくれればいいのだと言い含め、
太郎冠者は喜んで、伯父やその家族に土産を約束し、素袍をもらって帰ります。

あまりに太郎冠者の帰りが遅いので様子を見に来た主人は、すっかり飲み過ぎて千鳥足で戻って来る太郎冠者を見つけます。
いいご機嫌で謡を謡っているうちに、素袍を落としてしまう太郎冠者。
拾った主人は懲らしめのため隠してしまいます。そうとは知らず、太郎冠者は必死になって素袍を探します。

何年か前に初めて私が観た狂言が素袍落だったのですが、今の方がより笑えて楽しめました~。
太郎冠者の酔っ払いっぷりが「あ~、こういう人居るいる!」と言いたくなる、
まぁ、いつの世も酔っぱらいは同じだったんだなぁ、ということですかね(^^;


さて最後の演目「業平餅」でいよいよ萬斎さま登場です。

「業平餅」(なりひらもち)

■在原 業平   萬斎さま
■傘持ち     万作さん
■餅  屋    深田 博治
■沓持ち     月崎 晴夫

その他大勢

あらすじ

在原業平が、和歌山にある玉津島詣に行く途中、休憩した餅屋でもちをすすめられる。
しかし業平は金の持ち合わせがない。というより浮世離れしているのでそもそもお金を払って
何かをするという意識がない。
餅屋に「餅を食べたければお足(代金)を・・・」と言われて自分の足を見せて
そうではなくて料足のことだと言われるとさらにさらに自分の両足をみせてしまったり
世間知らずを通り越してちょっとイタイ人なんですがこれを萬斎さまが演じるとお茶目でチャーミングに
なってしまうんですよ、これがまた

そんな業平様ですがそこはかの有名な平安の歌人、金の代わりに和歌を詠むと言い、
小野小町の雨乞いの和歌を読んで餅のいわれを語る。
しかし主はそれでは餅は食わせないと言う。
そこで今度は餅づくしの和歌をうたう。
(もう、餅が食べたくて食べたくて仕方ない(笑))
ところが亭主は男がかの在原業平だと知るや、娘を都で奉公させたいと言い出して、
娘をつれてくるといって引っ込む。その隙に餅を盗み食いした業平は餅を喉につまらせてしまう。
餅を喉につっかえて恥を晒した業平だが、若い娘がでてくると生来の女好きが顔を出して
妻にしようかなどと言い出す。
そこで餅屋も一応娘の顔を確認したほうがよいのでは(父親まで!)、というが業平は「見ずともわかる」と
女好きのお調子者全開。
ところが娘の顔を見てみるとかなり・・・いやとんでもなく残念なわけで。
その時の萬斎業平の表情がおかしくておかしくて、でも狂言だからおもしろいけど
現代ならかなりひどいセクハラですよ(^^;
そこであわてて傘持ちに「たしか嫁を探していただろう」と押し付けようとするが、傘持ちも顔を見てびっくり仰天。
「すでに知人に紹介された人がいて祝言の約束の盃も交わしたので無理!」と逃げ腰。
でも娘は「業平さまぁ~~~。」と言いながら業平と傘持ちを追いかけ、二人は逃げる。


業平餅、前から観たかったんです。
舞台には業平様の他、大勢のお供が登場しますがお正月らしく萬斎さまの装束もお供の装束もとても煌びやか
美しい萬斎さまがより一層美しく輝いて見えました

今年初の狂言会、「笑う門には福来たる今年もたくさん萬斎さま見て
たくさん笑いがあるといいな~


















ルークのつぶやき 2013 vol.1

2013年01月05日 19時30分49秒 | ルーク

「こんにちは。ルークです。 昨年末、もうすぐお正月だなぁ・・・と考えていたら無性にお雑煮がたべたくなったので、台所に置いてあったお餅を食べました。まだちょっと硬かったです。
もう少し熟成させたらお雑煮になるんでしょうか。フガ。」