飼い犬は飼い主に似てくる、言い換えれば犬のしつけを見れば飼い主が見えてくる、
そんな風に思えてしまうことが思えば過去にも最近の出来事としてもありました。
以前は、「たしかに一緒に暮らしていれば人間同様犬も飼い主に似てくるだろうなぁ」と
それくらいに、あまり深くは気にしていなかったのですが。
昨日の夕方、最近行くようになった市のスポーツ公園に散歩に行ったのですが、そこは
我が家から車で10分ほどの場所なので、知ってる犬は居ないし、向こうからその地域の小型犬を
連れた人が数人で来ると、私も歩くコースを変えたり、野球場の階段を下りたり鉢合わせに
ならないようにしていました。
ルークは今のところどんな犬にも攻撃性をあらわにしたことはないし、これからもないと思うけれど、
知らない犬で何かの拍子に小型犬が驚いて怪我をするかもしれない、
逆にものすごく気が強くて自分の数倍もあるルークに食ってかかってくるかもしれない、
大型犬や超大型犬を飼っている人は少なからずそんな風にどこか気を遣いながら散歩をしたり、
初めての犬と接触したりしていると思うのですが、
昨日もグラウンド周りを歩いていたら前から柴とジャックラッセル、チワワがきたので階段を降りて
コースを変えようとしたら、ルークが用を足し始め、ちょうど終わる頃にその集団がきてしまいました。
するとむこうから「ピレちゃんですよね」と声をかけてきたので、「はい、そうです。」というと
ジャックラッセルの飼い主が自分の犬に「ほら、行ってごらん」とルークの方にこさせると
しっぽをピンとさせてすこしビビリながら来たので私が「怖がってるけどだいじょうぶですか?」と
言うとその飼い主は「大丈夫。」というので、あえて距離を変えずにいると突然、というか
案の定、そのジャックラッセルはルークにガウウッ歯を向いて飛びかかろうとしました。
こっちにしてみたら「やっぱりな。」だったし、ルークもそれほど興味を示していなかったから
すぐに距離をとることができて何事もなかったけれど、モンダイなのはそのあとの飼い主の態度
。
私がジャックラッセルが近づく前に「だいじょうぶですか?」と言ったのに
「大丈夫」と言って自分から近づけて、挙句にその犬がルークに牙をむく、
普通ならジャックラッセルの飼い主が「スミマセン」と言って自分の犬に
「ノー!」とか「いけない!」と何らかの注意をしなければいけないと思うのだけど
その飼い主の口から出た言葉は「大きいからねぇ。」
そして「ごめんなさいね、」の一言もなく立ち去っていった。
大きいから、だからなんだ。 そっちの犬が大きいからウチの犬の方がびっくりしちゃったのよ、
だからウチの犬は悪くないのよ、 そういうことなんだろうか。
ふざけんな、バカヤロー。・・・・・である。
かわいそうに、ルークの方が驚いて後ずさりしたときに後ろ足を階段一段滑らせてしまった。
きっとこのジャックの飼い主は何かあるとなんでも人のせいにして自分を正当化する、
一事が万事そうなんだろう。
こういう犬と飼い主のセットに出会うとそんな風に勝手に偏見の目で見てしまう。
ルークが良い子だから私も良いヒトです・・・ではなく、けっしてそういう意味ではないです(^^;
自分の犬が悪いと思ったらきちんと謝ることが犬を飼うということの責任のひとつ、ってあえて
書く事ではないと思うのですけどね。
実はこの2日前にも同じスポーツ公園でむこうから寄ってきた黒ラブの女の子にもガウッっとやられて
連れていたオヤジの態度(驚いたルークを見て笑っていた)にカチン
ときたのでその時は私も
「ずいぶん強い子ですね。」と
イヤミたっぷりに言ったのだけど。
せっかく気持ちよく散歩ができる場所なのに、近頃「鬼門か?」と感じ始めた私とルークでした
「ぼくちん平和主義なので
」
「短気は損気、だよね
」