ごん太ジイジの旅日記

リタイヤしたのを機に何か記憶に残るものにしたいと思い、ここに忘備録として愛犬ゴン太目線で旅の記録を残すことにしました。

10日目 金沢観光と日本最古の天守を持つ丸岡城へ

2017年10月01日 | 旅行
9月1日(金)

2年前に金沢を訪れたときは、金沢城跡、兼六園、ひがし茶屋しか観光できなかったことから、前回行けなかったところへ行くことにした。
最初は、2年前は車窓越しにしか見られず、母ちゃんが是非寄ってみたいと言っていた金沢駅前の木製の門だ。
金沢駅から徒歩で5分程度のところにホテルがあるので、チェックアウトの前に行ってきた。世界的に有名らしく親父は写真を何枚も取っていた。気に入った写真が撮れたかは僕ゴン太にはわからない。
    
ホテルのチェックアウトを済ませ、武家屋敷へと向かう。警備員がいる広い有料駐車場があったので、そこに車を停めて鍵を預けて武家屋敷へ向かった。ここは、狭い道の両脇に土塀が連なるような場所であった。
若いカップルが、カメラを下から見上げるアングルにして後ろ姿を撮っていたので、親父たちもそれに習って1枚をカメラ収めた。
  
ここには、幅1m強の川のような用水路があったが、子供が落ちたら流されるのではないだろうかと思うほど流れは急だった。

車を置いたまま武家屋敷を後にして、にし茶屋へ向かった。
地図を見ると近そうだったので、親父たちは歩いて向かったが、暑いこともありかなりバテたようだ。

にし茶屋は、2年前に行ったひがし茶屋に比較すると茶屋の数とその佇まいはこじんまりとした場所であった。
資料館があったのでそこに入って説明員の話を聞くことができた。にし茶屋は、十数件のお茶屋さんしか残っていないが、芸子さんの数は3茶屋(ひがし茶屋、主計町茶屋、にし茶屋)の中でも一番多い場所だと教えてくれた。

  

芸子さんの練習所(茶屋街の左奥に建っており、立寄ったとき丁度芸子さんが練習を終えて出てきた)


駐車場まで歩いて戻る気力がなかったので、「金沢ふらっとバス」に乗って(200円/人)駐車場近くのバス停で降りた。
近江町市場に行こうかとも思ったが、昼の時間ではないため、福井にある丸岡城へと向かうことにした。駐車場に戻り500円を払って丸岡城へと向かった。

丸岡城は、国指定重要文化財で2年前にも立ち寄ったが、雨と入城時間が過ぎていたため、車の中から城を写真に収めただけだった。
ここは、現存する天守の中でもっとも古い建物で、屋根が全部石瓦で葺かれているのが特徴のようだ。昭和23年福井で起きた大地震で倒壊し、昭和30年に修復再現され現在に至っている。
ここの入城券(450円/人)は、可愛い栞(しおりにでもしてくださいとかかれている)が添付されており、利活用のできる入城券は初めてみたと親父は言っている。

入城してみると急な階段にロープがかかっており、昔の人は羽織袴でこんなとこを登ったのだろうかと思うほど急な階段だった。
親父たちは、小さな子供を抱いては危なくて登れない階段だよねぇ・・・と顔を見合わせた。
     
お城の下には大地震で倒壊した鯱(石のしゃちほこ)が置かれていた。

丸岡城の後、福井県立恐竜博物館へ向かったが、9月1日からは夏休み期間が終わり、通常営業時間になっていたため、10分オーバーで入館できなかった。母ちゃんは、ここに来る機会はもう無いねぇとガッカリしたようだったので、親父は明日出直すことにしようと母ちゃんをなだめ、今日の宿泊地である東横イン敦賀駅前へと向かった。

今日の走行距離は、208kmだった。明日は、恐竜博物館と当初予定していなかった名古屋城へと向かう。