危ない お客様(^_^;)

１人で仕事をしてた　昼下がり（写真ミニラボ勤務）

後少しで　仕事も終わる・・・疲れたなぁ～なんて考えてたら

中年の男性のお客様が　来店　いっらしゃいませ～

普通　受付して　すぐにフイルムを出し　名前など書いてもらい

３０分後に　取りに来てくださいませ～で　終わるんだけど

話好きの　お客様みたいで　写真にする機械について

あれこれ質問してきました。　高いんでしょう？その機械とか

何分で現像出来上がるの？とか・・・

回りを見渡して　私が１人だと解ると　カウンターを超えて

店の中に　入ってきました。　なんで　入ってくるの？

妖しい・・・何をしたいのか？解らないから　　尚更怖い・・・

いや人間疑っては行けない　ちゃんと　お相手しましょうと決めて

距離を保ちつつ　必死で話につき合ってました（内心　怖いぞ～と思いながら）

なんで　帰られないんだろう？　何をしたいのか？

２０分ほど　たったかな？　私には　１時間に感じたけど

その頃には　私は店の奥に　追いやられてた・・・
（近づくのが怖くて右に来たら左に逃げて・・・なんてやってたので）

運良く　社長が帰って来た　良かったぁ～と安心した瞬間

変な場所に　お客様がいたので　社長も怪訝な顔・・・


慌てたように　その中年の　おっさんは　やっと受付でフイルムを出してくれて

帰って行きましたが・・・　何をしたかったのか・・・謎だったけど

そのお客様が出した　フイルムを現像して　写真にしたら

黒猫ちゃんが寝ている・・・飼い猫なのかな？

同じポーズで何枚も・・・よほどネコ好きなのかしら？

に・・・しても　後ろ姿ばかり　最後の方で　やっと正面のネコちゃん

ひぇ～～　目が見開いてる・・・内蔵も飛び出してる

どうやら死んでるネコちゃんを延々と写したらしい

なんなのよ動物虐待か？　完全におかしいでしょう

思わず気分が悪くなった・・・かあちゃん

フイルム１本分　全部　黒猫の死骸の写真だなんて・・・
１８年勤めたけど　誰も　そんな写真持って来た人いなかったぞ

やはり　あの中年の男性の客は　まともな人じゃなかったんだと
思ったら　恐怖が蘇ってきましたわ

社長が帰って来なかったら　どうなってたんだろう・・・私



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