北の大地の かあちゃん日記

北の大地のように逞しく 反抗期の孫育ては終了15年長かった。膝に人工関節 軽い脳梗塞にもなり頑張ってます。

悲しい写真

2021年11月22日 | 日記

 昔 昔 私が写真店で働いてた頃の話です。

ある女性が 沢山のフィルムを出していかれました。

現像してみると 笑顔の綺麗な花嫁さん 背の高い素敵な花婿さん

親戚や 友人との写真 結婚式と披露宴の写真でした

二人とも とても幸せそうでした (フィルム11本ありました)

普通 こういう写真は早く見たいので 皆様すぐに取りに来られます。

私も大急ぎで写真にしていきますが 3日たっても1週間たっても

1ヶ月たっても ついに1年たっても 取りに来ません

 

半年取りに来ないと こちらからお電話します。

取りに来てくださいと(その電話かけるのが嫌でした

とくに こちらのお客さまは~ね~何があったのでしょうか

きっと特別な訳があったはずです。

2回目の電話で(1年後)女性が電話に出まして

解りました。取りに行きますと 夕方 疲れた顔した女性が

入ってきました。仕事帰りみたいです。

目を合わせないように うつむいたまま写真代を支払い

結婚式の写真を持って行かれましたが・・・この1年で何があったの

もう いらないよねごめんね~~辛いよね~こちらも商売だから

何かあったんだろうなぁ~あんな幸せそうだったのに・・・

きっと すぐ写真は捨てられたんだろうなぁ~~

 

思わず心の中で 彼女が 幸せになれますようにと願いました

人間生きてたら いろいろあるよね~~

 

 

 

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