震災後、訪れた田代島の被災は、情報で得た想像よりひどかった。
被災で、直接亡くなれ方はいらっしゃいませんでしたが、
ざんねんながら、一人の女性がいまだに行方不明と…島民の方が申しておりました。
この島は、「猫の島」として全国に名が知られ、島の人口よりも猫のほうが、
多いと言われ、休日となれば、全国の猫愛好家のみなさんが集まってきます。
また釣客にとっても、大変人気ある島です。
4/19日現在、田代島は、
いまだに水道水が復旧しておりません。洗い水は、近くの井戸水を、利用しているそうです。
私も、いくつかの古井戸を目にすることができました。
やっぱり、飲み水を確保するのに苦慮しているのが実態です。
電気は、発電機で凌いでいます。
田代島(仁斗田)の皆さんは、とても明るくみんな助け合いの精神が強く、元気な様子でした。
ただし、大泊浜は民家も流されたり、フェリーも寄港できないほど、震災したようです。早く復興できることを信じてます。
仁斗田では、牡蠣作業場やフェリー待合所・公衆トイレなど、
津波で流されてしまいました。(フェリー着き場は向かい側の防波堤に移りました)
ここにある写真は、廃材を焼いた一部の写真ですが、偶然にも十字架のように見えたので撮影しました。
それと、「ハートのしっぽ」の愛称で人気者だった猫ちゃん・・・が震災後、お産のひだちが悪かったようで、天に召されました。
可愛がってくれていたHさん。長い間ありがとうございました。猫ファンの方にとっても、さぞ悲しいお知らせになってしまいました。 「アーメン」
いつも優しく迎えてくれる島民の皆さん・・・お元気で暮してくださいね。
心より早い復興を祈っております。