今月4月8日に福島市の花見山へ、愛用のレンズである「ベス単」をデジカメに取り付け、さくらの撮影に出かけてきました。
ソメイヨシノは、まだ1分咲きぐらいでしたが、モクレン・レンギョ・なのはな・さんしゅ等は
丁度見頃でした。切り花にするさくらは8分咲きで、とても綺麗でした。
あと少しで、桃の花やボケも咲き、はなの楽園となり、福島の桃源郷を存分に楽しむことが
できるとでしょう。
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ベス単とは、1912年製造、アメリカ産コダック社製の古いカメラです。ポケットカメラの愛称で
親しまれてきたジャバラ式カメラで、折りたたむとポケットサイズになることにより、愛称がついた
とも言われています。当時の大衆カメラとして、日本でも流行しました。
レンズは2枚を張り合わせて、単レンズにしたものです。レンズの前に円形絞りがあり、絞り込むと、
かなりシャープに写ります。しかし、このレンズの最大の魅力は、絞りを解放で撮影することにより、
滲んだボケ味が綺麗に写るので、今日も重宝されています。
私は、この魅力あるベス単レンズを、古いカメラから取り外し、近接から遠景まで撮影出来るように
改造し、デジカメに取り付け、今回、花の写真を数枚投稿しました。古きレンズの味わいと、最新の
デジタル映像を融合させた写真です。楽しんで頂ければ幸いです。