Asian Railway Plaza

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中原区103系T210、211と松戸区M319 M475のトレード

2009年06月05日 00時58分53秒 | 南武線
101系、103系のなつかしい思い出に火がついてしまいましたので、少しずつなつかしい思い出やエピソードなどを述べていきたいと思います。
南武線において昭和57年6月から翌年の3月まで豊田区から計71両の103系が転入しましたが、MT比のバランスが取れず、当時台車検査もあったことから、M車を必要としていたようで、昭和59年3月6日付けで松戸区からM319 M'475が中原区に転入し、その代わりにT210が松戸区、T211が豊田区へと転出していきました。松戸区から転入したM319 M'475は非冷房車でエメラルドグリーンのままの塗装で転入し脚光を浴びました。一方転出することになったT210とT211は一度も黄色に塗り替えられることなく中央線時代のオレンジ色のまま転出しました。
この転配は3月5日に実施され下記のような編成で回送されました。
回1490デ Mc149 M'315 M319 M'475 T'c620
回1791デ Mc149 M'315 T210 T211 T'c620
上記のように松戸区の車両に組み込んだ形で回送され、当時、私は学校の関係から回着には間に合わなかったものの、転出時には武蔵中原駅で写真のとおり撮影することができました。なお写真のMc149のユニットはこの後すぐに陸前原ノ町区へ転出したようです。

この松戸区から転入したのちの事については、以前、記述しましたので、今回は詳細に触れませんが、4月2日から写真のように3色混色編成で営業に入り、Mc54 M'153 T759 M319 M'475 T'c582の編成で4月9日まで3色混色が見られました。



豊田区へ転出したT211については青梅・五日市線用の103系として活躍し(豊田区へカムバックした頃の写真は掲載しません)、T210は写真のようにオレンジ色のまま常磐線で活躍しました。
なおT210は言うまでもありませんが、現在も南国のジャカルタで活躍しており、南武線で活躍した103系の中では唯一現存している車両です。