Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

再度、岡山・広島地区の103系を求めて

2009年08月28日 23時14分57秒 | 他線区の103系
先日、17日に発生した阪和線の車両故障によって103系と205系の異形式どうしのシーンをお届けしましたが、その阪和線に訪れる前の15日~16日にかけて、再び岡山・広島地区の103系を求めて遠征しました。
広島地区の103系は京都所からの113系の転入によって、その運用を113系に譲りつつあり、この15日に確認できたものだけで4両編成の103系では8本が運用につき、少しずつ運用本数を減らしずつあります。このままでは4両編成の103系が広島地区から撤退するのも時間の問題かと思い、後悔しないためにも最後の活躍ぶりを撮影するために足を運んだのですが、すでに可部線において朝の通勤時間帯には103系が運用に入らなくなり、夕方に2往復と夜間に緑井までの1往復だけの計3往復が入るのみとなっているようです。この時期その撮影可能な夕方2往復の可部線103系のシーンを撮影するため今回向ったのがオーソドックスかもしれませんが、上八木~中島にある太田川の鉄橋であります。

上の写真が太田川の鉄橋ですが、この時期は日の入りが18時40分頃で、まだ撮影は可能かと思いますが、1ヶ月後では18時頃となり撮影する上では困難となるのではないかと思われます。

この日の夜は前回に続きあらかじめ岩国に泊まることを予定していたのですが、早朝の由宇からの8連の103系を撮影するため、前回と同じような行動をとりました。16日朝6時過ぎにホテルをチェックアウトすると岩国駅には現在もなお戸袋窓を残し唯一103系オリジナルの綺麗な姿であるB09編成が広島寄りに連結された形で待機されていました。私は今回も南岩国駅へ向い、ホームの下関寄りで緩やかにカーブするところを撮影したのですが、8連ですと編成が長すぎて、どうしても手前のホームを入れないと編成の後方が架線柱にかかるようになってしまいますので、下の写真のようにホームを若干入れた形になってしまいました。


その後は、岡山へと移動し、岡山地区の103系を撮影することとし、まず向ったのが宇野線の備中箕島駅でした。この駅を鋏んで岡山寄りや宇野寄りにも跨線橋があり、よく両方の跨線橋から撮影された写真を多く見るのですが、岡山寄りの跨線橋の道路には歩道もなく交通量も多く、かつ柵も低いことから、この跨線橋からの撮影は私にとっては不可能であり、無難に宇野寄りの新しく完成したバイパスの跨線橋から撮影しました。この日の宇野線の夕方の運用に充当されたいたのが写真のとおりウグイスのH18編成であり、1日運用のほうはH20編成でありました。


続いて明くる17日朝、再び備中箕島駅へと向ったのですが、光線の状態がほぼ線路と平行する状態であったため、次の駅である早島で少々撮影しておりました。まず634Mに充当されていたのが当り前ですが広島所から移って来たばかりのH20編成でした。


この634Mの撮影後は備中箕島駅に移動し、早島寄りのちょうど単線から複線になる踏切で638Mを撮影したのが下の写真であります。


先程も申し上げましたように広島においては113系が転入し、103系の4連組みが廃車もしくは他区へ転出しつつあり、今後においては103系の4連組みが危うくなると思われ、また、岡山においても103系はマスカット色撤退後は検査を通すということも行っておらず、こちらも103系が長期的に使用されることは考えられないような気もします。両地区とも今後の動きに注目ですが、できるだけ末永く103系が活躍することを期待したいものです。