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E233系、横浜線内で試運転開始

2014年01月20日 23時29分16秒 | 横浜線
先日10日、横浜線用E233系落成についてお伝えしましたが、早くも先週17日から横浜線内の東神奈川~橋本間で1往復試運転が開始され、沿線ではにわかにギャラリーを目にすることが多くなりました。という私も同業者の1人でありますが、E233系の入線も横浜線では初めてということで試運転初日の17日、自宅から近いところで撮影してみました。
まずは、成瀬の有名な見下ろすカーブのところへ行ってみることに。
当日は平日ではありましたが、ギャラリーが多いのではないかとこの場所に着いてみると先客が1人だけで、この日は心配するほど多く見られませんでした。
この場所で撮影してみると見下ろすような形であり、地形的に遮るものがないせいか205系ですと103系ほど大きい音ではありませんが、MT61のサウンドを響きかせており、いざE233系が来るとモーター音も感じさせず静かに通り過ぎて行きました。


続いて、同日の夕方も同じく橋本から東神奈川へ向かう試運転列車を撮影してみることにしましたが、日の短いこの季節では午後4時頃と言えども厳しいものがありました。


18日の朝も自宅から近い町田~古淵間の境川を渡り相模原台地を登る付近の跨線橋から撮影してみました。
やはり通過する際の音は205系に比べて静かであり、私のようなモーター音を楽しむ者にとっては物足りなさを感じてしまいますが、これも技術の発展ととらえて考えたほうが良いのかもしれません。


19日の朝も懲りず、今度は205系との並びを狙いたくて東神奈川へ行ってみました。
このような並びも103系から205系に置き換えられた時と同様に今回のE233系の置き換えも短期間であっという間の出来事であり、長い目で見ればこのような姿は貴重なシーンになるのではないかと思われます。


また、前回の横浜線の記事で、先月末のインドネシアの新聞の記事によると2014年からPT.KAIはINKAから新車約1,000両を購入すると記述され、横浜線205系や南武線205系のジャカルタへの譲渡に暗雲が立ち込め始めており、果たして本当に実現されるのかどうかと述べましたが、あさぎり様、野津田車庫様へのお返事のとおり、どうもその1,000両に及ぶ車両は長距離路線用の客車などが対象ではないかと推測されており、埼京線の205系と同様に今後も205系の譲渡が実施される可能性があるのではないかと個人的には推測しています。
実は私個人的にも引き続き横浜線や南武線の205系がジャカルタで活躍している姿を是非見たいと願っているところでありますが、今から約10年前の2004年に武蔵野線から行った103系が塗装変更されなかった時と同様に今後の205系たちがそのままの姿でジャカルタの街を走ってくれたならばどんなに嬉しいことなのか私にとっては想像できないものがあります。まあその姿を夢見てちょっとお遊び程度に写真を加工してみたのが以下の写真ではありますが、103系のデザイン提案時と違って今のKCJに対しては個人からの新たなデザイン案を受け取り、検討してくれるような体質にも見えませんし、ましてやオリジナルの姿で走らせてほしいなんて言っても絶対に受け入れてくれないかもしれません。
ちなみに左下に小さく写っている写真は現地の新聞記事の一部で、103系が現地入りして間もない頃、スカートを取り付ける前に武蔵野線時代そのままの姿で試運転が実施されていました。


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