Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

リンクコイル式SRAの再調整 その2 アルミポールをグラスポールに変更

2023年10月28日 | アマチュア無線
先日再調整したリンクコイル式SRA、受信は素晴らしいのだが飛びの方が今一の感じがしていた。 実際にQSOをしてみると、以下のような結果だった。

送信機SWR<=3.0の範囲は以下の通り:
CW 7.005~7.030
LSB 7.033~7.130

QSOテスト: 7MHzバンド

CW 7.009 千葉県船橋市    599/599 出力 5W 
LSB  7.108 神奈川県茅ケ崎市 57/35 出力 50W 
    7.033 新潟県東区      59/53 出力 50W
    7.086 埼玉県上尾市   59/57 出力 50W

よく飛んでるとは思えなかった。

この時の架設は、アルミの伸縮ポール3mの先にリンクコイル式SRAを取り付けていた。 むかし、SRAメンバー倶楽部のOMさんから、「アルミポールの先に1mくらいのPVCを付ければ飛びが良くなる」とアドバイスを受けていたのだが、忘れたままで来ていた。 そこで、ポールをグラスファイバーに変更したら飛びは良くなるのか?、という命題を実験するべく、隣に立ててあったグラスファイバーポール3mに付け替えてみた。

同軸ケーブルは同じ6m長のものを使用した。 その先にCMC+1m同軸=>FT-891Mに接続している。

アルミの伸縮ポールから

グラスファイバーの釣竿に変更

そしてQSOテストをしてみると・・・素晴らしい!
確かに飛びが飛躍的によくなったではないかいな!

今回のテストQSO:
送信機SWR<=3.0の範囲は以下の通り:
CW 7.003~7.030
LSB 7.033~7.130

CW 7.008  東京都板橋区    599/599  出力5W
SSB  7.064    さいたま市桜区   59/59 出力50W
       ”空電があるがRSはガンガン入ってきます。”・・・と
         7.102  群馬県藤岡市    59/59 出力50W
               2回目のQSOだが、前回は57/53であり、
                         今回は凄く強く入っているとのご報告があった。

ということで、金属ポールを使う場合は、間にPVCなどの樹脂ポールを入れるというのは金言でした。 

リンクコイル式SRA、VSWR<=3の帯域幅は130KHzとやや狭いのだが、ほんとに帯域を変更しながら使うのか?ということを考えてみた。 FMでも実際のQSOで使うのは433.000とその周辺100KHzくらいのものである。 HFのSSBに限って100KHz以上の帯域を移動することは実際に必要なのか?と考えると・・・特に必要ではないのではないか?・・・と考えるようになった。

帯域の問題を除けば、
リンクコイル式SRAは、よく聞こえ よく飛ぶ アンテナであることに間違いない!  このまま使うことにする。
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