先日再調整したリンクコイル式SRA、受信は素晴らしいのだが飛びの方が今一の感じがしていた。 実際にQSOをしてみると、以下のような結果だった。
送信機SWR<=3.0の範囲は以下の通り:
CW 7.005~7.030
LSB 7.033~7.130
QSOテスト: 7MHzバンド
CW 7.009 千葉県船橋市 599/599 出力 5W
LSB 7.108 神奈川県茅ケ崎市 57/35 出力 50W
7.033 新潟県東区 59/53 出力 50W
7.086 埼玉県上尾市 59/57 出力 50W
CW 7.005~7.030
LSB 7.033~7.130
QSOテスト: 7MHzバンド
CW 7.009 千葉県船橋市 599/599 出力 5W
LSB 7.108 神奈川県茅ケ崎市 57/35 出力 50W
7.033 新潟県東区 59/53 出力 50W
7.086 埼玉県上尾市 59/57 出力 50W
よく飛んでるとは思えなかった。
この時の架設は、アルミの伸縮ポール3mの先にリンクコイル式SRAを取り付けていた。 むかし、SRAメンバー倶楽部のOMさんから、「アルミポールの先に1mくらいのPVCを付ければ飛びが良くなる」とアドバイスを受けていたのだが、忘れたままで来ていた。 そこで、ポールをグラスファイバーに変更したら飛びは良くなるのか?、という命題を実験するべく、隣に立ててあったグラスファイバーポール3mに付け替えてみた。
同軸ケーブルは同じ6m長のものを使用した。 その先にCMC+1m同軸=>FT-891Mに接続している。
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そしてQSOテストをしてみると・・・素晴らしい!
確かに飛びが飛躍的によくなったではないかいな!
今回のテストQSO:
送信機SWR<=3.0の範囲は以下の通り:
CW 7.003~7.030
LSB 7.033~7.130
CW 7.003~7.030
LSB 7.033~7.130
CW 7.008 東京都板橋区 599/599 出力5W
SSB 7.064 さいたま市桜区 59/59 出力50W
”空電があるがRSはガンガン入ってきます。”・・・と
7.102 群馬県藤岡市 59/59 出力50W
2回目のQSOだが、前回は57/53であり、
今回は凄く強く入っているとのご報告があった。
ということで、金属ポールを使う場合は、間にPVCなどの樹脂ポールを入れるというのは金言でした。
リンクコイル式SRA、VSWR<=3の帯域幅は130KHzとやや狭いのだが、ほんとに帯域を変更しながら使うのか?ということを考えてみた。 FMでも実際のQSOで使うのは433.000とその周辺100KHzくらいのものである。 HFのSSBに限って100KHz以上の帯域を移動することは実際に必要なのか?と考えると・・・特に必要ではないのではないか?・・・と考えるようになった。
帯域の問題を除けば、
リンクコイル式SRAは、よく聞こえ よく飛ぶ アンテナであることに間違いない! このまま使うことにする。