Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

やっぱり痛風だった

2019年03月23日 | 終わりの始まり

21日は休日で医者が休み。  足はまだ痛く、左足のつま先はパンパンに腫れ上がっている。

仕方なしに休日救急外来のある東葛病院に行く。

すでに10人くらいがER総合診療センター前に集まっている。

比較的早く呼ばれて診察を受ける。

血液検査の結果を持参したので、尿酸値7.8㎎/dlを見て、痛風と判断してよいでしょう、と医師がいう。

ネットにも書いてあったし、その医師も、痛風はまず痛みを止めてから、尿酸値を下げる治療に移るという。  

痛風は、贅沢なものばかり食べているからなるんだ、と一般に考えられているようだが、実はちがう。 その医師ですら贅沢病などと言ってワシをからかった。

ワシは、プリン体を多く含むといわれるマグロなどの刺身、アワビ、サザエ、ウニ、イセエビ、などは食わんし、ビールもほとんど飲まない。  

なんで痛風が起こるかというと、血液中に尿酸が多めに存在すると、それが関節内に付着してたまる。  足は重力で一番下に位置するので、主に足の先端や足首、膝などにたまりやすい。  ほかの部位にも起こることはあるらしいよ。

関節に付着した尿酸付着物(結石のようなもの)が、何らかの拍子で剥がれ落ちると、血液内の免疫系、痛風の場合は白血球らしいが、これがはがれた尿酸の塊を異物として関節も攻撃することで関節の痛みや腫れが起こる、というメカニズムらしい。 つまり、自己免疫反応による痛みなのだ。  

尿酸は体内にあるプリン体が肝臓で分解されることで生成され血液中に放出される。  血液中にある尿酸は腎臓によって一定濃度以上になると尿として放出され、常に一定濃度の尿酸が血中にあるようにコントロールされているのが体のメカニズムなのだ。 

ここで、肝臓による生成と腎臓による排出のバランスがくずれると高尿酸血症という状態になるわけだ。  高尿酸血症を長く放置すると上に述べたように尿酸が関節に付着して溜まったりするんだ。  尿路なんかに溜まると尿路結石という塊ができてこれが尿道を通るときには激痛が起こったりする。 腎臓結石などもおんなじ。  腎臓結石の痛みは七転八倒の苦しみだという。

プリン体が、生の魚介類に多目に含まれることから、ぜいたく病などと言われるのだが、実はプリン体は食物から摂取するよりは、体内で生成される方が多いのだそうだ。  動物であれ植物であれ、その細胞を作っているのは核酸(RNA,DNAなど)なので、動物由来、植物由来の食品には必ずプリン体を含むのである。  肉でも魚でも野菜でも。 問題は食べる量の問題なのである。

また、人間の体の細胞を作る上でもプリン体は必要なもの。 だから人間の体も、畢竟、プリン体を合成して作り出す。 要らなくなった細胞は分解されプリン体として血液中に放出される。  肝臓がそれを尿酸に変える。 

これを繰り返しているんだな。

高尿酸血症の治療には、尿酸の生成過剰によるものなのか、排出不足によるものなのか、その両方なのか、という判断がいるそうだ。  それによって治療法が変わる。

きょうは再診ということで東葛病院にいった。  痛み止めもなくなると怖いので・・・(救急では3日分しか処方しない)

今日の医師は、あっさりとしたもんで、痛み止めは痛いときだけ飲めばいい・・・

痛みがなくなったら再診に来ればよいか?と聞くと、食事制限や運動によって尿酸値を下げるのが本来です・・・と言って・・・別に再診には来なくても良いような雰囲気だった。

その意見は、ワシの主義にも合うので、痛みさえなくなればいいのね・・・てな感じで帰ってきた。

ところで、前にひどい脊椎症(ぎっくり腰)をやった時の治療法は、

ロキソニンという消炎鎮痛薬で痛みを抑える、だけだった。 胃薬とコルセットは別だが・・・

今回の痛風の痛みと腫れにも

ロキソニンと胃薬の処方のみだった。

 

ロキソニンS(ロキソプロフェンナトリウム60㎎)は市販している薬なので、これは家庭に常備しておいた方がいいなあ~、と考えた次第です。  非ステロイド系で価格もジェネリックなのでかなり安いです。

高尿酸血症、高脂血症、高血糖症は、医者に頼らず、バランスのとれた食事と軽い運動を心がけることで克服しようと心に誓った。  

早速室内で自転車を漕ぎ出したよ・・・がんばれえ~  カロリー計算もしなくっちゃね~

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