今日は綺麗に晴れ上がり気分も高揚してきたので江戸川土手を徘徊しました。
桜は7分咲きといったところでしょうか。 土手は一面の黄色と緑の菜の花が満開です。
アンテナも改良したので、今日からF2Aでの通信を開始することにしました。 今日はモールス音をワッチしていて下さった方と音声でQSOしました。 F2Aが話題になり今後も続ける意を強くしました。
F2Aというのは、FM音声にモールス信号の音を乗せて交信する電波型式です。 4アマの方は音声でしか参加できませんがモールス通信を聞くことはできます。 音声を乗せるとはいえ、音がモールス信号の場合には3アマ免許を取らないと送信はできません。
F2Aは電波法でも認められた立派な電波型式なのです。
で、こうしたらどうか、と思います。
CQの出し方:
・基本周波数433.000にて、
モールスにてCQを何回か出し、QSY(切り替える)周波数をお知らせする。
あるいは、基本周波数で音声でCQを出し、F2A(FMモールスまたは音声モールス)通信を行うQSY周波数をお知らせする。
応答:
・音声で応答。 通常のFMによる電話交信です。
・モールス(CW)で応答。
しばらくモールスで交信した後、音声で交信して会話を楽しむ。
いつでも切り替えて良いことにする。
以上のようにすれば、次第にF2A愛好者も増え、UHF帯のアマチュア無線も活発になるのではないかと思います。
とにかく私は、晴れた日には江戸川土手からモールスでCQを出すことにします。 毎日ではありませんが、晴れて風のない午前中に徘徊することが多いです。 433.000をワッチしていてください。
F2Aの利点:
・HFでのCWは愛好者が多く技術的にも高いです。 聞き取りが難しく、うまく聞き取れないので二の足を踏んでおられる方が多いのです。 それが元でなかなか実際の交信に踏み切れないでいることが多いのです。 この一線を踏み越えるために、まず、F2Aで音声で補足しながらCWに慣れることができます。 CWで行き詰ったら即音声に切り替えられます。 この安心感がCWを上達させます。 CWはお相手の顔や声が見えていると安心して発振ができます。 知らない人と初めて交信するという緊張感が薄れるのです。
・ハンディー機と、モールス音の発生装置があれば簡単に開始できます。
・モールス信号発生装置は簡単に自作できます。(半田付けさえできれば簡単です)
・CW無線機をお持ちの場合は、ハンディー機のマイクからCWのトーンを乗せられます。
・パソコンでもモールス音を出せるものがあるはずです。 スマホでもあるんじゃないかな~。 マイクに音を入れられば良いんです。 スマホ同士で電話でモールス通信できるアプリもあるようです。 GIGAを消費しますけれど・・・アマチュア無線なら只です。
・4アマ免許でモールス通信に興味のある方は3アマ免許への道筋が近くなります。 そういうことを話題にして交信することで、3アマ受検の知識やコツを伝授してもらえます。
・3アマ取得後のF2Aの局免許申請については、4アマ免許時に認証された無線機を持っている場合は、付加装置(音出し機)を追加する変更申請(無料)だけで良くなりました。 新規の無線機と付加装置を同時申請すると、事前に保証会社(TSSやJARD)の保証申請(¥4200)が必要になります。
私は、以下のモールス信号発生装置(エレキ-、キーヤー)、電鍵やキーヤー用パドル、等、を自作しました。 自作もなかなか楽しい趣味になります。 過去ログにそれぞれの製作記事がありますので、ご興味のある方は覗いてみてください。
これらのキーヤーのAF Out(イヤホン出力)をハンディー機のマイク端子に繋げばよいのです。 ただし無線機側のマイク端子のスペック(配線)は事前にチェックする必要があります。(メーカーによってピンアサインが異なるので。)
*八重洲FT2D用ハンディーツートンキーヤーとキーヤーパドル
*ミニパドル携帯用(汎用)
*こんなのも・・・これでもパドルです。ゼムピンをステレオ用のイヤホンプラグに半田付けしただけのもので、なかなか使いやすいです。 キーヤーは八重洲FT2D用。
*簡易パドル キーヤーはFT2D用。
*八重洲用FT2D用ハンディーツートン+スピーカーマイク内蔵
*Kenwood TH-79用ハンディーツートン(スピーカーマイク合体)
*マルツメモリーキーヤーとピアノ電鍵 AFOut、A1Out端子付き
*KeySound(サイン波モールス信号生成器)と縦ぶり電鍵 AFOut付き
*モールス音出し機(Aitendo ¥395でした) 下に移っている電池ケース、マイクロスイッチ(電鍵の代わり)もキットには含まれています。
みんなで楽しみませんか F2A?
そして433MHz帯をアマチュア無線に取り戻しましょうよ!